2026.07.10
藤井聡太王将就位式「第5局がターニングポイントだった」カド番を乗り切ったシリーズを振り返る
2026年7月10日、東京都「明治記念館」にて第75期王将就位式・祝賀パーティーが行われました。
今期はシリーズ序盤を挑戦者の永瀬拓矢九段がリードし、第4局が終わって1勝3敗と、藤井聡太王将が絶体絶命のピンチに追い込まれました。
しかし、土俵際で底力を見せた藤井王将が3連勝で逆転防衛を果たした、非常にドラマチックな番勝負となりました。
5連覇を果たした藤井王将は「第5局は気持ちの面でもなかなか前向きに臨むのが難しく、1日目は実際に苦しい展開となってしまったのですが、2日目は不思議と盤上に集中して指すことができました。結果としてこの第5局がターニングポイントとなり、第6局、第7局では積極的に指していくことができました」と激闘を振り返っていました。
また、就位式が終わった後は祝賀パーティーがあったのですが、そこでサプライズが。
新設されたALSOK賞の授賞式が行われたのです。
ALSOK賞はその年の王将戦の中で最も堅い守りを披露した棋士に贈られるもの。堅固なセキュリティーサービスで知られるALSOKにちなんだ賞です。
記念すべき第1回ALSOK賞を受賞したのは狩山幹生五段。
戦いの途中で囲いを再構築し、その囲いが最後まで崩れなかったことが評価されました。
第1回ALSOK賞の選考の模様は8月3日発売の『将棋世界9月号』に詳しく掲載されています。ぜひ読んでみてください。
ALSOK賞発表の後は祝賀パーティーが再開され、参加した100名以上のファンたちが藤井王将の防衛を祝っていました。
個人的にはすっかり青年になった藤井王将の精悍な顔つきと、たまに見せる笑顔が印象に残りました。5連覇おめでとうございます。
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