2026.07.07
【将棋ニュース】羽生九段の猛攻しのいだ広瀬九段、4年ぶりタイトル挑戦まであと1勝 第74期王座戦挑戦者決定トーナメント
伊藤匠王座への挑戦権を争う、第74期王座戦挑戦者決定トーナメント3回戦が7月6日に行われ、広瀬章人九段が羽生善治九段を破り挑戦者決定戦進出を決めました。
振り駒の結果、先手番を得た広瀬章人九段の誘導で、戦型は相掛かりに。
長らく力戦系の戦型とされていましたが、近年ではかなり定跡が整備されてきました。それでも求められる指し回しのバリエーションがかなり高く、対局者の構想力が問われていきます。
難解な中盤戦で抜け出したのは羽生善治九段。角切りからあえて竜金両取りをかけさせる手順で、広瀬玉を追い詰めていきます。
しかし終盤、羽生九段が詰ましにいったのがまさかの落手。
ここから広瀬九段の対応がまさに正確無比でした。広瀬玉は際どく詰まず、逆に豪快な飛車捨てから羽生玉を見事に詰ましきりました。
広瀬九段は自身にとって初の王座戦挑戦者決定戦進出となります。
棋聖戦・王位戦に続く今期3度目の挑戦者決定戦進出とはなりませんでした。通算獲得タイトル100期に向けた戦いはまだ続きます。
ここでトーナメント表を確認してみましょう。
今回勝利した広瀬九段は、次に行われる藤井聡太竜王・名人―丸山忠久九段戦の勝者と挑戦権を争うことになります。
広瀬九段がこれに勝利すれば2022年の第35期竜王戦以来4年ぶりのタイトル戦出場となります。
白熱する王座戦挑戦者決定トーナメントから目が離せません。
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