2026.05.29
【将棋ニュース】福間香奈女王が初防衛 相振り飛車の激戦を制す【第19期マイナビ女子オープン五番勝負第5局】
5月29日(金)に第19期マイナビ女子オープン五番勝負第5局が行われました。2期連続で同じカード、そして2期連続でフルセットとなった勝負のゆくえは。
福間女王の先手番で始まった本局。
西山女流三冠の三間飛車に、福間女王は角道が開いた力戦調の向かい飛車に構えます。
先に動いたのは福間女王。西山女流三冠の右矢倉に対して四間飛車に振り直し、猛攻を敢行します。
「もう少し穏やかに指したかったのですが、後手に価値が高い手が多いので、待つ手が難しくて動いていきました」と福間女王は局後に語りました。
対する西山女流三冠も福間女王の美濃囲いに縦と横から反撃を加えます。また、自陣飛車を生かして粘り強く受け、福間女王に楽をさせません。
悩ましい終盤戦で、抜け出したのは福間女王でした。西山女流三冠の勝負手を堂々と受け止め、優位を拡大。
「怖い形ではあるんですけど、こちらが攻め合い勝ちできそうかなと思っていました」と福間女王。
最後は一手勝ちを冷静に見極め、西山玉を寄せきりました。
昨年に続いて同じ顔合わせ、そしてフルセットとなったマイナビ女子オープンでしたが、「集中することができた」という福間が勝負強さを発揮して防衛を決めました。
福間は3期目の女王獲得。防衛は初めてとなります。
敗れた西山は「玉頭攻めにあまり手ごたえがありませんでした。もう少し筋よく迫れる手があればよかったんですけれど……。その辺りで形勢に自信が持てなくなってしまいました」と話し、「あっという間の5局でした」と番勝負を振り返っていました。
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