2026.06.03
【将棋世界】第497回昇段コース・解答と解説 初・二・三段コース問題(将棋世界2026年5月号出題)
問題を解いていただくことによって、皆さんの棋力を検定します。各コースを卒業すると日本将棋連盟より卒業証が発行され、正式免状または認定状が取得できます。将棋を覚えたばかりの人やこれから初段を目指す人は、まずは級位コースで実力を養成しましょう!
本ページは将棋世界2026年5月号で出題された第497回昇段コース初・二・三段コース問題の解答・解説です。
昇段コースへのご応募は将棋世界本誌最新号より承っております。
第1問
<ヒント>スキを突く
第1問の解答・解説
第2問
<ヒント>大技
第2問の解答・解説
第3問
<ヒント>切り返し
第3問の解答・解説
解答 ▲4六桂
振り飛車対居飛車の終盤戦。△8二角と王手飛車をかけられた局面です。▲3七歩と受けるのが自然な一手に見えますが、△7一角(失敗図)と飛車をタダで取られてしまうと、攻め駒がなくなってしまい、先手が勝てません。
困ったように見えますが、ここで切り返しの一手がありました。正解は▲4六桂(正解図)です。
対して△7一角と飛車を取るのは、▲3四桂△3一玉▲5二金で、後手玉は寄り筋となります。従って▲4六桂に△同角と取るよりありませんが、そこで▲3七歩と受けることにより、△7一角と飛車を取られる心配がなくなっています。後手玉は次に▲3一銀からの詰めろになっており、先手玉は安全な状態のため、先手勝勢です。
問題図で▲7三銀も、▲3七歩と同様に、△7一角で飛車を取られてしまい、先手が勝てません。
第4問
<ヒント>詰めろ逃れの詰めろ
第4問の解答・解説
解答 ▲3九角成
相振り飛車の終盤戦。△2八銀不成としばられた局面です。先手玉は△1七金▲同桂△2九銀不成や、△1九銀成▲同玉△2八金打までの詰めろになっています。また後手玉は▲8二角成としても、△同玉で詰みません。後手玉は詰まず、先手玉も受けがなさそうに見えますが、詰めろ逃れの詰めろの好手がありました。正解は▲3九角成(正解図)です。
前述の2通りの詰め手順には、3九に馬がいることでどちらも詰まなくなっています。▲3九角成に対して△同銀不成と取るのは、▲9三金の頭金で後手玉は詰みです。後手は防ぐ手段がなく先手玉は詰まないため、先手が勝勢です。
問題図で▲3九金は、かなり鋭い受けの一手で、以下△同銀不成は▲同角成で、正解手と同様に先手の勝ち筋ですが、△8四歩(失敗図)が好手です。
以下▲2八金には△8五歩▲5七角成△7五桂で、後手玉が寄らなくなってしまい、先手が勝てません。
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