2026.05.07
【将棋ニュース】服部七段が富山県から初の番勝負へ! タイトル戦出場者が多い都道府県は?
5月1日に行われたヒューリック杯第97期棋聖戦挑戦者決定戦で服部慎一郎七段が羽生善治九段に勝ち、藤井聡太棋聖への挑戦を決めました。服部七段は初のタイトル挑戦となりますが、同時に富山県出身の棋士としても初のタイトル戦出場者です。
日本の47都道府県でタイトル戦出場棋士を1人以上輩出しているのは今回の服部七段の富山県で26県目となりました。これまで最も多くタイトル戦に出場しているのは東京都出身の棋士で、木村義雄十四世名人や渡辺明九段など、16人を数えます。以下、大阪府の8人(南芳一九段など)、兵庫県の7人(谷川浩司十七世名人など)、北海道(二上達也九段など)と愛知県(藤井聡太竜王・名人など)の5人が続きます。
では少し視点を変えて、出身棋士がのべ何回タイトル戦に出場したかを見てみましょう。こちらも東京都がトップ……とはなりませんでした。
東京都出身の棋士のタイトル戦出場回数はのべ128回(渡辺九段45回、郷田真隆九段18回など)を数えますが、この数字を上回る県が2つありました。
1位は埼玉県の141回で、うち138回は羽生九段の出場回数です。続くのは131回の岡山県で、こちらは大山康晴十五世名人が112回を数えます。
3位の東京都に続くのは91回の宮城県で、こちらは全て中原誠十六世名人の記録によるものです。兵庫県の89回は5位で、そのうち57回が谷川十七世名人です。愛知県はのべ66回の6位で、うち藤井竜王・名人は38回(開幕目前の今期棋聖戦を含みます)、豊島将之九段が19回となります。
次に初めて地元の期待に応え、タイトル戦登場を果たす棋士は誰でしょうか。現在進行中の伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦でプレーオフ以上が決まっている藤本渚七段はこれまでタイトル戦出場者がいない香川県出身の棋士です。香川の大先輩である小林健二九段は4度、挑戦者決定戦まで勝ち進みましたが、惜しくもタイトル戦出場には至りませんでした。服部七段に続くニューフェイスの飛躍となるか、それとも歴戦の実力者が意地を見せるか。注目です。
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