2026.05.02
【熱局プレイバック2025年度 番外編】発売中の『将棋世界6月号』の誌面上に掲載しきれなかった棋士・女流棋士のコメントを一挙に公開!
棋士・女流棋士が選ぶ2025年度のベストバウトはどれだ?
今年も将棋世界の人気特別企画「熱局プレイバック」を実施しました。
「将棋世界2026年6月号」では、特にプロの支持を集めた熱局の棋譜や寄せられたコメントを掲載しています。
本記事では、ランキング入りした10局の、本誌に掲載しきれなかった棋士・女流棋士コメント、またランク外の熱戦のコメントをすべて公開します!
※対局者の肩書・段位は本誌掲載当時のものです
第1位:第73期王座戦 五番勝負 第5局(▲伊藤匠叡王vs△藤井聡太王座)
第2位:第10期叡王戦 五番勝負第5局(▲斎藤慎太郎八段vs△伊藤匠叡王)
第3位:第84期順位戦 C級2組 10回戦(▲上村亘五段vs△宮嶋健太四段)
第4位:第73期王座戦 五番勝負 第2局(▲藤井聡太王座vs△伊藤匠叡王)
第5位:第84期順位戦 B級2組 9回戦(▲斎藤明日斗六段vs渡辺和史七段)
第6位:第84期順位戦 A級プレーオフ(▲糸谷哲郎八段vs△永瀬拓矢九段)
第7位:ALSOK杯第75期王将戦七番勝負第5局(▲永瀬拓矢九段vs△藤井聡太王将)
第8位:ヒューリック杯 第84期棋聖戦 挑戦者決定戦(▲杉本和陽五段vs△永瀬拓矢九段)
第9位:第84期順位戦 B級1組 13回戦 持将棋指し直し局(石井健太郎七段vs高見泰地七段)
第10位:ALSOK杯 第75期王将戦 七番勝負第1局(永瀬拓矢九段vs藤井聡太王将)
番外編:これだけじゃない! 棋士・女流棋士が推すランク外の熱局
第1位:第73期王座戦 五番勝負 第5局(▲伊藤匠叡王vs△藤井聡太王座)2025年10月28日
【棋士・女流棋士コメント】
「短手数ながら超難解な中終盤戦。後手は7八の金を取らず、先手も8八のと金を取らないのが最善とは。二人の終盤力が発揮された名局」(谷川浩司十七世名人)
「最高の舞台での、ハイレベルな応酬は見応えがあった」(森内俊之九段)
「と金を取らない発想に驚き。一局を通じて見事な攻防」(佐藤康光九段)
「先入観にとらわれず、常識外の最善手を選ぶ辺りレベルの高さを感じました」(広瀬章人九段)
「タイトル戦の最終局という大一番で8八のと金が残るという異質でありながら深い読みに裏付けられたハイレベルな好防が印象的だった」(稲葉陽八段)
「最強の棋士二人による至高の作品」(北島忠雄八段)
「内容も濃く名局に相応しい好局でした」(村田智弘七段)
「と金を残したまま戦うギリギリの終盤戦。伊藤さんが終盤で互角以上に渡り合い、力勝負で王座を奪取したシリーズと感じた」(千葉幸生七段)
「金取りを長く放置した場面だけではなく、一局を通してお互いにミスのない、完璧に近い内容の名局だったのではないか」(片上大輔七段)
「すぐにでも反応してしまいそうな△8八とを動かさずの高度な応酬。決着局にふさわしい1局でした」(大石直嗣七段)
「フルセットの重要な対局。△8八とに手抜きで攻め合う展開は空前絶後。この手順を組み立てた伊藤さんの読みの深さが印象に残った」(及川拓馬七段)
「藤井一強時代が終わるかもしれないと感じました」(大平武洋六段)
「と金を放置の終盤に痺れました」(瀬川晶司六段)
「タイトル保持者同士の超難解な終盤戦。ハイレベルで見応えがあった」(長岡裕也六段)
「AIが示す常識外の手順が、そのまま盤上に現れたのが印象に残った」(池永天志六段)
「『俺いるんだけど』と思わず声を出してしまいそうな8八とを放置し続ける応酬が印象に残っている」(岡部怜央六段)
「△8八とを手抜いて勝ちにいく読みの組み立てが強く印象に残った」(長谷部浩平五段)
「序中盤の攻防ももちろんだが終盤の△8八とを互いに放置して触らなかったのがとても印象に残り見ていて痺れました」(冨田誠也五段)
「金とと金がぶつかっているのに、両者取らない。局面の最深部まで読み抜いてようやく取らない理由が分かる。お二人の読みの力に脱帽です」(井田明宏五段)
「双方の妥協しない指し手の応酬によって生まれた、互いが△8八とを放置するという局面に将棋への新たな可能性を感じた」(徳田拳士五段)
「と金を取らずに▲8四桂と攻め合う手が印象的だった。第5局という舞台背景も含めて1位に推薦したい」(森本才跳四段)
「フルセットで迎えた第5局。序盤から先手の工夫が見られたように感じた。終盤、△8八とを無視するスピード感あふれる伊藤先生の指し回しが印象的だった」(炭崎俊毅四段)
「巧みな作成からリードを奪い伊藤二冠誕生」(加藤圭女流二段)
「相掛かりらしく大駒と桂馬が行き交う将棋で面白かったです。終盤に現れた後手のと金を放置する順が記憶に残っています」(内山あや女流二段)
「フルセットまでもつれ込んだシリーズで、伊藤二冠の冷静な指し回しが印象に残った」(佐々木海法女流初段)
「藤井王座の激しめの仕掛けに対する伊藤叡王の強気な対応が見応えがあり、タイトルを争うことの凄み感じた」(宮澤紗希女流初段)
「9筋のギリギリの攻防を経て、終盤8八のと金が触られずに進んでいく数手には衝撃を受けました。将棋の奥深さを改めて感じた一局でした」(山口仁子梨女流1級)
「伊藤先生が藤井先生の攻めを利用し、リードを奪いそのまま藤井先生の力を出させないような最速の寄せで寄せ切ったから」(竹内優月女流2級)
第2位:第10期叡王戦 五番勝負第5局(▲斎藤慎太郎八段vs△伊藤匠叡王)2025年6月14日
【棋士・女流棋士コメント】
「ずっと見応えのある激しい攻防だった」(宮田敦史七段)
「伊藤叡王の逆転防衛が印象的で、後の王座奪取への原動力になったように見えました」(大平武洋六段)
「現地で観戦していて、ものすごい熱戦に心打たれました。伊藤叡王の諦めない強さが光っていたと思います」(加藤結李愛女流二段)
「1分将棋の激闘が印象に残った」(佐々木海法女流初段)
第3位:第84期順位戦 C級2組 10回戦(▲上村亘五段vs△宮嶋健太四段)2026年3月10日
【棋士・女流棋士コメント】
「この一番に両者かかるものがあり、内容を超越した素晴らしい将棋。上村さんの大長考して▲9八角は、強烈な印象が残った」(服部慎一郎七段)
「順位戦昇級と降級がかかり互いに絶対に負けられない一局。73分の長考での▲9八角と上村さんの終局後のインタビューが印象に残りました」(冨田誠也五段))
「宮嶋くんの昇級と上村先生の降級点回避がかかる熱い一戦。上村先生が、遠見の角から一気に優勢に持ち込んだのがさすがだった」(高田明宏五段)
「お互い土壇場の一番で上村さんの名角、▲9八角が出たことですね」(高橋佑二郎四段)
「順位戦の重みを感じた一局。それぞれの背負うものが伝わる将棋だった」(中村真梨花女流四段)
「両先生の昇級と降級が懸かった順位戦最終回の勝負が、ドラマチックだと思いました」(崎原知宙女流1級)
第4位:第73期王座戦 五番勝負 第2局(▲藤井聡太王座vs△伊藤匠叡王)2025年9月18日
【棋士・女流棋士コメント】
「序盤から息をつく間もない一戦。シリーズの流れを変える逆転劇に圧倒された」(遠山雄亮六段)
第5位:第84期順位戦 B級2組 9回戦(▲斎藤明日斗六段vs渡辺和史七段)2026年2月4日

【棋士・女流棋士コメント】
「勝利への執着心を感じた一局。将棋の怖さを改めて学んだ」(藤倉勇樹六段)
「アストくんが華麗に決めたと思ったところからのカズシさんの執念の粘りがすごかった。リアルタイムの動画中継を見ていましたが将棋は諦めてはいけないと心震えました」(冨田誠也五段)
第6位:第84期順位戦 A級プレーオフ(▲糸谷哲郎八段vs△永瀬拓矢九段)2026年3月2日

【棋士・女流棋士コメント】
※コメントは『将棋世界7月号』本誌に全て掲載しました。そちらをご覧ください。
第7位:ALSOK杯第75期王将戦七番勝負第5局(▲永瀬拓矢九段vs△藤井聡太王将)2026年3月8、9日
【棋士・女流棋士コメント】
※コメントは『将棋世界7月号』本誌に全て掲載しました。そちらをご覧ください。
第8位:ヒューリック杯 第84期棋聖戦 挑戦者決定戦(▲杉本和陽五段vs△永瀬拓矢九段)2025年4月25日

【棋士・女流棋士コメント】
※コメントは『将棋世界7月号』本誌に全て掲載しました。そちらをご覧ください。
第9位:第84期順位戦 B級1組 13回戦 持将棋指し直し局(石井健太郎七段vs高見泰地七段)2026年3月5日
【棋士・女流棋士コメント】
※コメントは『将棋世界7月号』本誌に全て掲載しました。そちらをご覧ください。
第10位:ALSOK杯 第75期王将戦 七番勝負第1局(永瀬拓矢九段vs藤井聡太王将)2026年1月11、12日

【棋士・女流棋士コメント】
※コメントは『将棋世界7月号』本誌に全て掲載しました。そちらをご覧ください。
番外編:これだけじゃない! 棋士・女流棋士が推すランク外の熱局
【第38期竜王戦 七番勝負第1局】藤井聡太竜王vs佐々木勇気八段
「タイトル戦では珍しい横歩取り」(横山泰明七段)
【第38期竜王戦 七番勝負第3局】藤井聡太竜王vs佐々木勇気八段
「驚きの戦型から始まり、成桂の華麗なる捨て駒。現地の大盤解説会を担当しましたが、学ぶことの多い2日間でした」(大石直嗣七段)
【第39期竜王戦 ランキング戦1組】佐々木勇気八段vs羽生善治九段
「距離感の難しい将棋をうまく抜け出したのが、印象的でした」(石井健太郎七段)
「世代が異なるトップ棋士の駆け引きが印象に残っています」(伊奈川愛菓女流二段)
【第39期竜王戦 出場者決定戦1組】八代弥八段vs広瀬章人九段
「これぞプロという秘術を尽くした攻防が続き、クライマックスに銀成か銀不成かの究極の二択局面が現れた。名局として印象に残る」(上村亘五段)
【第38期竜王戦 決勝トーナメント】谷合廣紀四段vs山下数毅三段
「先輩棋士として若き三段による再進撃を受けて立ち、貫録を示した快勝だった」(窪田義行七段)
【第38期竜王戦 4組昇級者決定戦 】青島未来七段vs渡辺和史七段
「昇級者決定戦のほう。頭がクラクラするような局面が続きます。将棋における体力の大事さが分かります」(井田明宏五段)
【第83期名人戦 七番勝負第1局】藤井聡太名人vs永瀬拓矢九段
「最先端の定跡から、お互いにギリギリの玉形で少しでも踏み外すとすぐに終わってしまう緊張感のある中終盤戦は迫力がありました。最後の長手数の詰みも含めて、名人戦に相応しい達人同士の斬り合いと感じました」(斎藤慎太郎八段)
「最後の詰みがインパクトありました」(八代弥八段)
「藤井名人の長手数の詰みに感動した。人間技じゃない」(遠山雄亮六段)
「角換わり腰掛け銀の難しい将棋でしたが、お手本のような綺麗な寄せと最後の長手数の詰みに感銘を受けました。細かいですが、△9八歩という手の意味を理解できた時にはまた感動しました」(山口仁子梨女流1級)
「最後の詰将棋のような収束が素晴らしかった」(八木日和女流1級)
【第83期名人戦 七番勝負第4局 千日手指し直し局】永瀬拓矢九段vs藤井聡太名人
「長時間に及ぶ熱戦」(横山泰明七段)
「見どころの多い熱戦だった」(柵木幹太四段)
「千日手指し直し局。永瀬九段の攻めを繋げる技術と終盤の追い上げが凄かった。都詰めの終局図も美しい」(宮澤紗希女流初段)
【第83期名人戦 七番勝負第5局 千日手指し直し局】藤井聡太名人vs永瀬拓矢九段
「千日手指し直し局。苦しい中盤戦での、藤井名人の決め手を与えない指し回しが印象に残る」(谷川浩司十七世名人)
「千日手指し直し後の激闘。理知と体力が限界までに削り取られた末に現れた峻険さを物語る名勝負でした」(伊奈川愛菓女流二段)
【第84期順位戦 A級 8回戦】糸谷哲郎八段vs永瀬拓矢九段
「劣勢の糸谷八段が勝負手連発と時間攻めで勝利をつかんだらしさ全開の一局。全勝の永瀬九段に追いついた大きな勝利だった」(佐々木慎七段)
「独自の将棋でA級を戦い通し、7連勝の永瀬九段に最後で追いつき追い抜いた糸谷八段。本局は初手▲36歩から始まり終盤の実戦的勝負術、中段玉で逃げ切った糸谷将棋の傑作と思う」(千葉幸生七段)
「この大勝負でもいつもと一緒の糸谷八段らしいスタイルで勝ち切り、名人挑戦が色濃くなりました」(村田智弘七段)
【第84期順位戦 A級 9回戦】佐藤天彦九段vs永瀬拓矢九段
「大一番で"量子振り飛車"ともいえる作戦で見事に自力残留を決めた佐藤天九段の傑作。大山十五世名人を彷彿とさせる指し回しに、盤上に刻み込まれる人間の悠久を感じた」(山本博志五段)
「盤面一杯の攻防が印象に残った一局。対抗系だけれども相居飛車のような。互いに堅い玉型ではないので少しの隙が命取りになる状態で、一歩も引かない手の応酬が印象に残りました」(藤井奈々女流初段)
「佐藤九段の四間飛車が前期プレーオフの雪辱を果たすように炸裂したことが印象深いです」(崎原知宙女流1級)
【第84期順位戦 B級1組 11回戦】服部慎一郎七段vs伊藤匠二冠
「疲労も溜まっている極限の時間帯にこの難解な最終盤はB1の恐ろしさを物語っていると思いました」(斎藤明日斗六段)
【第84期順位戦 B級1組 5回戦】広瀬章人九段vs伊藤匠二冠
「角換わり腰掛け銀で後手が狙い撃ちできるケースは少なく、隣で対局していて衝撃を受けた一局」(高見泰地七段)
「研究が行き届いた将棋。後世に残る角換わり後手策」(服部慎一郎七段)
【第84期順位戦 B級2組 4回戦】藤井猛九段vs藤本渚七段
「丁寧に攻めを受け止める繊細な手順が印象に残る」(杉本和陽六段)
「振り飛車の大家、藤井猛九段が最新の四間飛車と熟練の中盤を融合させた名局。△3一銀型保留や名手△1二飛に、振り飛車の奥深さを体現していると感じた」(山本博志五段)
【第84期順位戦 C級1組 7回戦 千日手指し直し局】高田明宏五段vs上野裕寿五段
「千日手指し直しが、深夜1時代の大熱戦。最後も劇的だった」(高田明宏五段)
【第84期順位戦 C級2組 8回戦】黒沢怜生六段vs梶浦宏孝七段
「振り飛車の玉が大移動して、生命力の高さが印象的。順位戦らしく力のこもった大熱戦」(杉本和陽六段)
【第84期順位戦 C級2組 10回戦】高野智史六段vs吉池真隆四段
「まさに勝負将棋。中盤での△7五歩と△6四歩が非常に印象深い」(藤倉勇樹六段)
【第10期叡王戦 五番勝負 第2局】伊藤匠叡王vs斎藤慎太郎八段
「中央の攻防がインドの満員電車のようだった。玉頭の勢力争いは変えがたい魅力がある」(深浦康市九段)
【第10期叡王戦 五番勝負 第3局】伊藤匠叡王vs斎藤慎太郎八段
「中終盤1分将棋での攻防が見応えのある好局でした」(豊島将之九段)
「延々と続くねじり合い。中段の成香が輝いた」(門倉啓太六段)
「相掛かりのねじり合いが面白かった。成香が大活躍」(柵木幹太四段)
【第10期叡王戦 五番勝負 第4局】斎藤慎太郎八段vs伊藤匠叡王
「秒読みの中、お互い勝負手を放ちながらも崩れない指し回しが印象的でした」(石井健太郎七段)
「相居飛車の本格持久戦。中盤でお互いが1分将棋になる中、最後までバランスが崩れず盤面全体を活用した素晴らしい攻防だった」(及川拓馬七段)
【伊藤園お~いお茶杯 第66期王位戦 七番勝負第1局】藤井聡太王将vs永瀬拓矢九段
「中盤で駒がぶつかった辺りの攻防が、とても印象に残りました」(松本佳介七段)
【伊藤園お~いお茶杯 第66期王位戦 七番勝負第2局】藤井聡太王将vs永瀬拓矢九段
「先手玉が打ち歩詰めで逃れているのが印象的」(渡辺明九段)
「駒が入り乱れて珍しい形の中終盤戦で、最後も打ち歩詰めというのが示すとおり、難解な攻防が続きました」(豊島将之九段)
「終盤戦で双方居玉の局面が出現、さらに打ち歩詰めによる詰み逃れが加わり、とても印象に残りました」(北島忠雄八段)
「見たことのない中盤戦から打ち歩詰めで逃れる劇的な幕切れ」(門倉啓太六段)
「打ち歩詰めで見切る精密な指し回しに凄みを感じました」(大石直嗣七段)
【伊藤園お~いお茶杯 第66期王位戦 七番勝負第4局】藤井聡太王将vs永瀬拓矢九段
「角換わりの名局だと思う」(長谷部浩平五段)
【伊藤園お~いお茶杯 第66期王位戦 七番勝負第6局】藤井聡太王将vs永瀬拓矢九段
「どう後手玉を攻略するかを▲5四歩の1手で解決。藤井王位の読みの深さを感じた一局」(深浦康市九段)
【伊藤園お~いお茶杯 第66期王位戦 七番勝負第7局】藤井聡太王将vs永瀬拓矢九段
「1-3のかど番から勝ち続け防衛」(加藤圭女流二段)
【伊藤園お~いお茶杯 第66期王位戦 挑戦者決定リーグ白組】
「延々と続く捻り合いで、苦しくなっても簡単に土俵を割らず最後には逆転勝ちをおさめた。今期の永瀬先生の強さを物語る対局だと思う」(川村悠人四段)
【伊藤園お~いお茶杯 第67期王位戦 予選】伊藤沙恵女流四段vs中村太地八段
「今年はこれ(が1位)です」(屋敷伸之九段)
「現役のA級棋士からの勝利。苦しい場面からでもあきらめず、一瞬スキを見事にとらえたのもかっこよかったです」(村田智穂女流三段)
【伊藤園お~いお茶杯 第67期王位戦 予選】齊藤優希四段vs伊藤沙恵女流四段
「激戦でした」(屋敷伸之九段)
「惜しくもリーグ入りには届かなかったが、同じ女流棋士のひとりとして、勇気をもらえる活躍だった」(中村真梨花女流四段)
【伊藤園お~いお茶杯 第67期王位戦 予選】福間香奈女流六冠vs浦野真彦八段
「福間女流の編入試験をかけた一局で、240手を超える大熱戦だったと思う」(森本才跳四段)
【第73期王座戦 五番勝負 第1局】藤井聡太王座vs伊藤匠叡王
「難しい将棋で、粘る手や攻める手など勉強になりました」(狩山幹生五段)
【第73期王座戦 五番勝負 第2局】伊藤匠叡王vs藤井聡太王座
「序盤△9四角からの手順から時間の使い方も含め、両者の研究の深さを感じた。77手目▲5五馬の局面は形勢、実戦的の面からも後手がだいぶ厳しく見えたが、△2二銀引の辛抱からうまく混戦に持ちこみ、競り合いを制した。本シリーズの流れを考えるとこの一局は大きかったと思う」(佐藤和俊七段)
「お互いの玉が中段に泳ぎ出す力比べ。最高峰の二人がねじり合う名局」(伊藤真吾六段)
【第73期王座戦 五番勝負 第4局】藤井聡太王座vs伊藤匠叡王
「藤井王座の、8筋を受けずに指し続ける手順に迫力を感じた」(長岡裕也六段)
「居飛車と△4四角を組み合わせるのには驚きました。無限の可能性を感じます」(宮嶋健太四段)
【第74期王座戦 二次予選】千田翔太八段vs増田康宏八段
「相矢倉棒銀の一局。38手目の新手△8四銀が最終盤まで働いた」(千田翔太八段)
【ヒューリック杯 第96期棋聖戦 五番勝負第1局】藤井聡太棋聖vs杉本和陽六段
「両者の迫力を感じる玉頭戦が印象的です」(八代弥八段)
「端の攻防が面白かった。タイトル戦で振り飛車が見られて嬉しかった」(安用寺孝功七段)
「中終盤の長く続く玉頭戦に見応えがあった」(長岡裕也六段)
「杉本先生が攻め切るか、藤井先生が受けきるか、というハラハラする終盤だったから。藤井先生の終盤の受け方が正確で粘り強くて参考になる思ったから。振り飛車党にとって、杉本先生の三間飛車ミレニアムの攻め方は参考になると思ったから」(竹内優月女流2級)
【ヒューリック杯 第96期棋聖戦 五番勝負第3局】藤井聡太棋聖vs杉本和陽六段
「△1二玉は一生指せないが、そこから寄せ合いで勝つのはアンビリーバブル」(佐藤康光九段)
「最終番、寄せが速かったですね」(松本佳介七段)
【第51期棋王戦 コナミグループ杯 五番勝負第1局】藤井聡太棋王vs増田康宏八段
「王将戦の永瀬九段も含めて、藤井棋王に対して差を詰めているという印象を持ちました」(大平武洋六段)
「増田先生の序盤の研究から、終盤の決め方まですごく綺麗な将棋で印象に残っています」(加藤結李愛女流二段)
【第51期棋王戦 コナミグループ杯 五番勝負第2局】藤井聡太棋王vs増田康宏八段
「△4六歩~△3三桂と引きつけるような呼吸と、渾身の△5五玉に大盤解説会場がどよめいたのも印象的」(高見泰地七段)
「最後の決め方がオシャレでした」(伊藤真吾六段)
「88手目△5五玉には驚愕した。藤井先生の力強さが光った一局」(砂原奏女流2級)
【第51期棋王戦 コナミグループ杯 五番勝負第3局】増田康宏八段vs藤井聡太棋王
「藤井六冠には珍しい終盤の逆転負けではありましたが、勝ちになってからの増田八段の終盤の正解さも素晴らしかった」(瀬川晶司六段)
【第51期棋王戦 コナミグループ杯 五番勝負第4局】藤井聡太棋王vs増田康宏八段
「流石の見切り。現地で解説していて先手の増田八段の攻めが厄介だと思っていましたが、これほどまでに簡単にまとめられるものなのだと感動しました」(宮嶋健太四段)
「94手目あたりで△2三歩と受けることはできたが勝ちを見切って踏み込んでいくのが凄いと感じた。最後は自玉の安全を読み切って勝利」(砂原奏女流2級)
【第51期棋王戦 コナミグループ杯 五番勝負第5局】藤井聡太棋王vs増田康宏八段
「ダブル角番に追い込まれ両棋戦防衛には5連勝が必要だったがそれを達成した藤井六冠の底力を感じた」(三浦弘行九段)
「王位戦、棋王戦とWカド番を跳ね返し両方とも防衛」(加藤圭女流二段)
【第52期棋王戦 コナミグループ杯 予選】小倉久史八段vs齊藤優希四段
「三間飛車のスタートが気付けば玉が3八から8八に大移動。自由で楽しい将棋で、三段リーグ最終日前に元気が出ました。師匠、37年半の現役生活お疲れ様でした」(川村悠人四段)
【ALSOK杯 第75期王将戦 七番勝負第2局】藤井聡太王将vs永瀬拓矢九段
「途中の▲2五歩~▲2六歩、中盤のねじりあい、終盤の白熱さ、全てが完璧」(吉池真隆四段)
【ALSOK杯 第75期王将戦 七番勝負第3局】永瀬拓矢九段vs藤井聡太王将
「永瀬九段の名局。毎回ですが、ここまで序盤を突き詰められるものかと驚かされます」(高橋佑二郎四段)
「序盤は後手が雁木模様から金を繰り出す新構想を見せた。ただ、そこからの先手の指し回しに隙がなく、結果的には永瀬先生の完勝だったように思う。永瀬先生の強さを今一度認識した一局だった」(炭崎俊毅四段)
【ALSOK杯 第75期王将戦 七番勝負第7局】藤井聡太王将vs永瀬拓矢九段
「防衛には三連勝が必要だったが角番に追い込まれた状況から徐々に調子を上げていった藤井王将に脱帽した」(三浦弘行九段)
「失冠のピンチだったが終始落ち着いた指し回しで藤井王将が底力を見せた一局▲4七角からの手順が印象に残ります」(佐々木慎七段)
「角番に追い込まれてからの藤井王将の強さが印象に残っています」(内山あや女流二段)
【ALSOK杯 第75期王将戦 挑戦者決定リーグ 】菅井竜也八段vs西田拓也六段
「両者一分将棋の中で捻り出される攻防戦に、将棋の面白さと恐ろしさが詰まっていた」(山根ことみ女流三段)
「序盤の駆け引きから中終盤の白熱した戦いが印象に残ってます」(伊奈川愛菓女流二段)
【ALSOK杯 第75期王将戦 挑戦者決定リーグ 】伊藤匠二冠vs佐々木勇気八段
「伊藤二冠の受けの技術と佐々木八段の勝負術が堪能できる一局」(長谷部浩平五段)
【ALSOK杯 第76期王将戦 一次予選】浦野真彦八段vs折田翔吾五段
「中継局でして、78手目歩切れの後手はかなり勝ちにくい中、両者残り10分から後手の銀が3手連続で魔法のように入れ替わり先手玉を仕留める。後手の浦野八段は午前中には穴熊の苦しい局面から固めて逆転勝ち、午後のこの対局は玉自ら戦場で勝つ、どんな構想や発想があるのかと感じました」(畠山鎮八段)
【NHK将棋トーナメント決勝】藤井聡太NHK杯vs増田康宏八段
「終盤戦での逆転劇はドラマがあった」(森内俊之九段)
「最後の詰みはぴったりで鮮やか」(佐藤和俊七段)
「決勝戦にふさわしい熱戦」(藤倉勇樹六段)
【第33期銀河戦 決勝トーナメント 1回戦】藤井聡太竜王・名人vs岡部怜央五段
「岡部六段の序盤研究さることながら、それを的確に対応した藤井さんの隠れた名局です」(高橋佑二郎四段)
【第19回 朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント 決勝】藤井聡太竜王・名人vs伊藤匠二冠
「猛攻をさっとかわす△3二歩」(池永天志六段)
【第19回 朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント】藤井聡太竜王・名人vs菅井竜也八段
「逆転が起きそうにない局面から逆転への道筋に驚愕の連続でした」(村田智弘七段)
「藤井竜王・名人の粘りがとても勉強になりました」(中澤沙耶女流二段)
【第19回 朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント 】青嶋未来七段vs服部慎一郎七段
「両者ギリギリの攻防戦が見応えのある一局だった」(山根ことみ女流三段)
【第46回将棋日本シリーズ JTプロ公式戦】渡辺明九段vs山崎隆之九段
「苦しい時の指し方が勉強になる一局。並べて心地良い疲れを味わせて貰えた」(佐藤秀司七段)
【第57期新人王戦トーナメント】齊藤優希四段vs磯谷祐維女流初段(LPSA)
「相雁木の熱戦。他にも女流の対男性棋士の公式戦は、熱戦ばかりだった。レベルの高さを感じた」(高田明宏五段)
【第57期新人王戦トーナメント】宮澤紗希初段女流vs高橋佑二郎四段
「若手棋士に優るとも劣らない、若手女流棋士の研究及び実力の片鱗を示した快勝だった」(窪田義行七段)
【第15期加古川青流戦三番勝負 第2局】柵木幹太四段vs吉池真隆四段
「矢倉vs雁木の将棋が個人的に好きで一つ票を入れたかったのもあります。柵木四段の堅陣を活かした攻めと、吉池四段の不利な局面の96手目22歩などの技が印象的でした」(藤井奈々女流初段)
【第15期加古川青流戦三番勝負 第3局】吉池真隆四段vs柵木幹太四段
「大舞台にふさわしい、見応えのある熱戦だったと思います」(黒田尭之六段)
「せっかくなので。いい将棋でした」(吉池真隆四段)
【第3回達人戦立川立飛杯 決勝】森内俊之九段vs羽生善治九段
「達人戦の決勝戦、30分30秒ならではのスリリングな将棋から、最後の最後までどちらが勝ちかわからない大熱戦に目が離せませんでした。森内-羽生戦はいつまでも見ていたいと思いました」(斎藤慎太郎八段)
「理屈は不要。並べれば分かる。この2人の対局で凡戦にはならないと改めて感じさせられた」(佐藤秀司八段)
「早指しとは思えないハイレベルな攻防、大迫力の終盤戦、劇的な決着。来場者の方々はさぞ手に汗握ったことだろう」(片上大輔七段)
「じりじりとした駒組みからまさに達人を思わせる応酬でした。難解な局面がつづき、お二人の攻防やハラハラする終盤戦も目が離せませんでした」(村田智穂女流三段)
【ヒューリック杯 第5期白玲戦七番勝負 第4局】西山朋佳白玲vs福間香奈女流六冠
「対決を重ねた両者の呼吸が合った大熱戦となり、西山白玲の粘り腰が大逆転勝利を呼んだ」(窪田義行七段)
【リコー杯 第15期女流王座戦 挑戦者決定戦】西山朋佳二冠vs中七海女流三段
「奨励会三段経験者同士の注目の一局」(中澤沙耶女流二段)
【ユニバーサル杯 第52期女流名人戦 第2局】福間香奈女流名人vs西山朋佳女流二冠
「若い二人がこれだけ短期間で100局目でタイトル数に差が付かない事も驚きです。個人的には福間さんとは10代の時からVS、西山さんとはこの1年間、藤井奈々さんの縁で、将棋のことを電話にてたくさん話すこと(教わること)が増えました。西山さんの角頭歩付き向かい飛車と、福間さんの居飛車、新しいステージに入った熱戦でした。総合して年間1位に推薦いたします」(畠山鎮八段)
「西山女流二冠が劣勢だったが、粘りと食いつきを駆使して福間女流名人(当時)の悪手を誘った一局。執念に逆転勝ちと言えるか」(宮田敦史七段)
【ユニバーサル杯 第52期女流名人戦 第3局】西山朋佳女流二冠vs福間香奈女流名人
「序中盤は西山先生が苦しい場面もあったかもしれないが、86手目で歩を捨て、88手目66歩と打ち直すなど繊細な手順で攻めを繋げた。この対局では記録係を担当させていただいたが最終手の66桂は見えておらず西山先生の綺麗な寄せが光った」(砂原奏女流2級)
【第37期女流王位戦 挑戦者決定リーグ】木村朱里女流初段vs中七海女流三段
「将棋のレベルも高いですが、戦う気持ちが全面にでての熱戦でした。長年奨励会幹事だった私の独断では、奨励会を経験してなくてもこれだけの将棋が指せる時代になったのか、木村さんの才能なのか、最後は木村さんの長手数の詰みを秒読みで読み切ったことに感嘆したら、ご本人から『実は詰まなかったです』と教わるも、中さんほどの棋士が間違えたのは両者のそれまでの攻防が最善で疲労もあったのか、よりお二人の将棋が輝いたと思います」(畠山鎮八段)
【霧島酒造杯 第47期女流王将戦 挑戦者決定戦】中七海女流三段vs福間香奈女流六冠
「終盤の応酬が印象に残っています」(中澤沙耶女流二段)
【大山名人杯 第34期倉敷藤花戦 トーナメント】中倉宏美女流二段(LPSA)vs山田久美女流四段
「両会長による大熱戦でした。雁木の最新形から均衡を保った技の応酬で、最後は相入玉となるなど、お互いに力を出し切った一局だった」(村田智穂女流三段)
本誌のコメントも要チェック!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
その他の棋士・女流棋士コメントは、2026年5月2日発売の『将棋世界2026年6月号』に掲載しています。
どんなコメントが寄せられているのか、実際に手に取って確かめてみてください!
限定記事や限定動画など特典が盛り沢山!将棋情報局ゴールドメンバーご入会はこちらから





