【将棋ニュース】30年前、棋士たちはこう答えた コンピュータがプロ棋士を負かす日は?|将棋情報局

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【将棋ニュース】30年前、棋士たちはこう答えた コンピュータがプロ棋士を負かす日は?

いまから30年前に刊行された『平成8年版 将棋年鑑』では、当時の現役棋士のアンケートで「コンピュータがプロ棋士を負かす日は?」という質問をしました。AIの進歩が著しいこの時代に当時の将棋界の反応をまとめてみました。

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まずは、代表的な棋士の回答を見ていきましょう。

代表的な棋士の回答|平成8年版 将棋年鑑より

羽生竜王名人(当時)が2015年と回答していたことはよく知られていますが、森内八段(当時)も2010年と回答しているようです。

棋士対コンピュータの番勝負で棋士側が初めて敗れたのは、2013年の第2回将棋電王戦。この年を「コンピュータがプロ棋士を負かす日」とすると、この2人の予想がほぼ的中したことになります。そして2017年には、将棋AIが現役の名人に勝利し、AIは人間の戦うべき相手ではなく研究のパートナーとして協力関係を築くこととなりました。

では、30年前の棋士の間でAIが人間を将棋で上回る日が来るかどうか、どちらの意見が優勢だったかというと以下の通りです。

棋士の回答の集計(女流棋士は含まず)|平成8年版 将棋年鑑より

実は、この頃にはすでにいつかは人間を上回るという意見の方が優勢だったようです。

「来ない」と回答した棋士も「自分の生きているうちは」、「来たら困るので」といった書き方をしている方が約半数。当時のコンピュータの棋力はアマチュア初段程度といわれていましたが、じんわりとした危機感を将棋界全体で持っていたような結果です。

2026年現在、今度は生成AIが人間を超える日が来るかどうかということがしばしば語られていますが、果たしてどうなるのでしょうか? 30年後にまた答え合わせをしましょう。

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