【将棋ニュース】同門対決、今年度は何局あった?|将棋情報局

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【将棋ニュース】同門対決、今年度は何局あった?

3月25日に行われた伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦挑戦者決定リーグの紅組、▲齊藤優希四段―△佐々木大地七段戦で、齊藤四段が勝利しました。両者は深浦康市九段門下の兄弟弟子です。

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2025年度の同門対局は本局を含めて38局行われ、年度内にあと2局が予定されています。2025年度の公式戦の総数は2800局弱なので、1.5%ほどが兄弟弟子の対戦カードとなりました。この中では第38期竜王戦決勝トーナメント準々決勝の▲松尾歩八段―△石田直裕六段戦(所司和晴七段門下)、第84期順位戦A級の▲糸谷哲郎八段―△千田翔太八段戦(森信雄七段門下)、第51期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント敗者復活戦の▲伊藤匠二冠―△斎藤明日斗六段戦(宮田利男八段門下)など、大舞台での戦いもあります。

同門対戦といえば、何といっても大山康晴十五世名人―升田幸三実力制第四代名人の対戦カードが浮かびます。木見金治郎九段門下の兄弟弟子ですが、この2人をなくして将棋界の歴史は語れません。積み重ねた対局数は167(大山の96勝70敗1持将棋)で、これは歴代4位の数字ですが、太平洋戦争終戦直後などの公式戦が少ない時期もあったことを考えると、驚異的な数字といえます。対戦の舞台も、第7期名人挑戦者決定三番勝負最終局となった「高野山の決戦」、第5期王将戦の升田八段(当時)が「名人に香を引いて勝った1局」、史上初の三冠王誕生となったシリーズである第16期名人戦など、将棋界の歴史に残る対局がいくらでも浮かんできます。

棋史に残る香落(時の名人大山康晴に香を引いて勝利をおさめた升田幸三王将)​​​​​|将棋世界昭和31年4月号より

現役では、佐瀬勇次名誉九段門下の丸山忠久九段―木村一基九段戦の32局(木村の18勝14敗)が最多です。昨年の12月にも対戦がありました。

続くのは25局の西村一義九段門下の藤井猛九段―三浦弘行九段戦(藤井の13勝12敗)ですが、そのうち順位戦A級での対戦が11局と、半数近くを占めているのは注目に値します。

25年度の同門対戦を見ると、井上慶太九段門下同士の対戦(予定含めて13局)が最多でした。師匠にとっては頭を悩ます面もあるでしょうが、26年度はどれほどの同門対戦が実現するでしょうか。

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