2026.01.29
藤井聡太竜王「永世竜王を新しいスタートに」第38期竜王就位式
第38竜王戦を制した藤井聡太竜王の就位式が1月28日、東京都渋谷区「セルリアンタワー東急ホテル」にて行われ、関係者や将棋ファンなどが集まった。
就位式では、清水市代会長より推挙状が、主催者の読売新聞東京本社の村岡彰敏代表取締役社長より竜王杯と優勝賞金・永世竜王獲得による目録が贈呈された。
清水会長より竜王推挙状を受け取った藤井竜王
また、クラウドファンディングによって仕立てられた白瀧呉服店監修の竜王羽織が支援者によって贈呈され、藤井竜王はその場で袖を通した。
フレッシュなグリーンの羽織を贈呈される藤井竜王。羽織の裏には龍の絵が描かれている
藤井竜王は「今期の防衛によって永世竜王の資格を得ることができ、大変光栄であると同時にその重みを感じております。これをゴールではなく新たなスタートと捉えて、来期以降より充実した将棋が指せるように一層精進してまいりたいと思います」と謝辞を述べた。
就位式では1~6組のランキング戦の覇者も表彰された。
各組ランキング戦の優勝者。左から谷合廣紀五段(6組)、山下数毅四段(5組)石田直裕六段(4組)、近藤誠也八段(3組)永瀬拓矢九段(2組)、八代弥八段(1組)
表彰された各棋士の挨拶は以下の通り。
1組 八代弥八段
「今期の竜王戦で初めてランキング戦を優勝することができまして大変な自信となりました。これを機にまた頑張っていければと思います」
2組 永瀬拓矢九段
「今回で私は8個目のメダルをいただき、藤井さんの5個より多くのメダルをいただいています。今期は2組に出戻ったことで初めての2組のメダルをいただきました。メダルが増えていくことはうれしいのですが、藤井さんとまた対局できるよう精進してまいりたいと思います」
3組 近藤誠也八段
「私はお馬さんが好きなので、京都競馬場での対局をとてもうらやましく思っていました。今年は午年ということで駆け上がっていきたいのですが、残念ながら既に今期のランキング戦は初戦で敗退してしまいました。ただ、1組昇級を目指して一完歩ずつ進んでいければと思います」
4組 石田直裕六段
「自分がプロを目指したきっかけが藤井猛竜王(当時)への憧れであり、協賛いただいているあんしん財団が妻の元職場ということもあり、竜王戦には個人的に縁を感じています。今期の竜王戦は竜王戦ドリームと呼ばれる階段を途中まで登ることができ、とてもよい経験をさせていただきました。この経験を自身にして来期以降また活躍できればよいなと思います」
5組 山下数毅四段
「6組在籍中は決勝で負けて悔しかったので、5組で優勝することができてうれしいです。将棋の内容も5組に上がった今年のほうがリラックスして指すことができてよかったです」
6組 谷合廣紀五段
「私は色々なことをやっていますが、自分にしかできないことを全力でやるということをモットーにしています。来年もこの場に立てるように将棋も頑張ってまいります」
第39期竜王戦は既にランキング戦が開幕しているが、今年も熱い戦いを将棋ファンに届けてくれることだろう。
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