2026.01.28
【対局情報】可能性は2人に絞られた!A級順位戦の状況整理
将棋界の1番長い日に備えよう
ここで、現在の状況を整理してみましょう。
リーグ表は以下のようになっています(成績順)
挑戦者争い
挑戦の可能性があるのは2人。リーグ順位1位の永瀬拓矢九段と、リーグ順位10位の糸谷哲郎八段(ともに7勝1敗)です。
8回戦で両者の直接対決があり、永瀬九段が勝っていれば最終局を残して挑戦が決まっていたのですが、糸谷八段が意地を見せて同星に追いつきました。
終局後の糸谷哲郎八段
残留と降級
5勝3敗の豊島将之九段、近藤誠也八段、4勝4敗の佐々木勇気八段、増田康宏八段の残留は決まっています。3勝5敗の千田翔太八段も最終戦が不戦勝となる見込みのため、残留は事実上確定しています。とはいえ、A級順位戦は順位1枚の差が大きいため、この5人の棋士は最終戦も全力で臨むことでしょう。降級については、休場中の渡辺明九段の降級が決まっています。残る降級1枠に可能性があるのは2勝6敗の中村太地八段と佐藤天彦九段のいずれかです。
将棋界の1番長い日
A級順位戦の最終局はトップ棋士の意地を懸けた戦いが深夜まで行われるため、「将棋界の1番長い日」と言われています。ここ数年は静岡県静岡市の「浮月楼」で行われるのが恒例となっており、今年も2月26日に一斉に対局が行われます。そして最終9回戦のカードは以下の通りです。
▲永瀬(7-1)―△佐藤天(2-6)
▲近藤(5-3)―△糸谷(7-1)
▲豊島(5-3)―△佐々木(4-4)
▲中村(2-6)―△増田(4-4)
(▲千田―△渡辺は、千田八段の不戦勝となる見込み)
9回戦の結果、永瀬九段と糸谷八段のうち、どちらかが勝ち、どちらかが負ければ、その時点で勝った方の名人挑戦が決まります。両者勝ち、もしくは両者負けで星が並んだ場合は2人によるプレーオフで挑戦権が争われることになります。
リーグ残留については佐藤九段は自身が勝つ、あるいは中村八段が敗れると残留が決まります。一方の中村八段は自身が勝ち、かつ佐藤九段が敗れた場合のみ残留となるため、厳しい条件です。
藤井聡太名人に挑戦するのはどちらの棋士か、残留を果たすのは果たすのはどちらの棋士か。
2月26日の一斉対局に注目しましょう!!
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