2025.09.25
将棋×教育は可能か? 「KBCしょうぎキャンパス」がスタート
将棋で子どもの非認知能力を伸ばす!

左から森下卓理事、清水市代会長、島根太郎東急キッズベースキャンプ社長、清澤洋介東急キッズベースキャンプ常務
その名も「KBCしょうぎキャンパス」。
主に小学校低学年の子どもを対象にした将棋講座で、半年間(全20回)にわたって、将棋をルールから教えていきます。
・・・と、聞くと短期の将棋教室かと思ってしまうのですが、このカリキュラムの目的は将棋の棋力向上ではありません。
目的は「将棋の習熟や将棋文化の理解を通じて、子ども一人ひとりの非認知能力を引き出し、伸ばすこと」にあります。
「非認知能力」って何?という話ですが、これはテストの点数のように数値で表せない人間的な力。具体的には協調性、粘り強さ、自己管理力、コミュニケーション能力といったものです。
先の見えない時代だからこそ、この非認知能力を伸ばすことが子どもたちにとって重要だと言われています。
では、将棋を通じてどうやって非認知能力を伸ばすのでしょうか?
そこで力を発揮するのが今回、日本将棋連盟が策定した「将棋学習指導要領」です。
重要視されるのは以下の4テーマ。
(1)礼儀・マナー
(2)洞察力・判断力
(3)コミュニケーション力
(4)思いやりの心
将棋連盟ではこの4つ力をつけるための指導計画、指導方法、評価の観点、指導上の留意点をまとめました。
今回の「KBCしょうぎキャンパス」のカリキュラムは、この「将棋学習指導要領」に則って作成されています。
将棋は子どもの学びに役立つのか?
将棋を通じて非認知能力を伸ばすことはできるのか?
これは新しい挑戦です。
申し込みは始まっており、すでに、ある程度の人数が集まっているそうです。
KBCしょうぎキャンパスHP
https://www.kidsbasecamp.com/shogicampus
反響が良ければ、今後もっと大きく展開していくとのこと。
将棋が子どもの教育にとって有用であることがわかり、それが広く認知されれば将棋界の未来は明るいでしょう。
礼に始まって礼に終わる、日本の伝統文化の側面と、知的な頭脳ゲームの側面を併せ持つ将棋。
将棋の持つ力が存分に発揮されて、関係者の皆さんのご尽力のもと、今回の画期的な取り組みが成功することを願っています。
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