小学生棋士たちの熱い戦い!倉敷王将戦 東京都予選|将棋情報局

将棋情報局

小学生棋士たちの熱い戦い!倉敷王将戦 東京都予選

棋士への登竜門。全国大会への切符を手に入れたのは?

限定記事や限定動画など特典が盛り沢山!将棋情報局ゴールドメンバーご入会はこちらから

2025年5月6日(火・祝)、東京都江東区の「江東公会堂ティアラこうとう」にて、「第24回全国小学生倉敷王将戦 東京都予選」が開催されました。

倉敷王将戦とは
「倉敷王将戦 小学生大会」は、将棋のまちとして知られる岡山県倉敷市で開催される、小学生のための全国大会です。日本将棋連盟と倉敷市の主催により、全国各地の予選を勝ち抜いた代表選手たちが倉敷に集まり、頂点を目指して熱い対局を繰り広げます。
この大会の大きな特徴は、「低学年の部」が設けられている、全国で唯一の小学生将棋大会であることです。低学年の子どもたちにも、全国の舞台で腕を試すチャンスが用意されています。
小学1年生から全国大会を目指せるので、毎年多くの小学生がこの大会を目指しています。

会場を包んだ小学生たちの集中力
最寄りの住吉駅から徒歩5分とアクセスの良い会場ですが、当日はあいにくの雨。それでも朝から大勢の小学生とその保護者が来場し、会場内は開会前から熱気に包まれていました。今大会には、低学年の部66名、高学年の部112名、合計178名が参加。これは本大会の東京都予選として過去最多の参加者数とのことで、とても盛況でした。


▲東京都支部連合会 北会長のご挨拶

予選は2勝通過、2敗失格の形式で行われ、勝ち抜いた選手たちによってトーナメント戦が実施されました。会場内は開始前こそ少しざわついていたものの、対局が始まると一転、静寂に包まれ、子どもたちの真剣な表情が印象的でした。
中には、開始から数分で勝負がつく早指しの対局も見られ、若さ溢れる素早い判断力と読みの深さに思わず目を引かれる場面もありました。
予選は、保護者の方々は基本的に控室での待機される方々が多かったですが、対局の様子が気になり、時折そっと会場をのぞく姿も多く見られました。


▲運営の「いけるいさん」こと池田塁さんから本戦のトーナメントの抽選を引く選手たち

全国大会出場選手が決定
午後からは予選を抜けた選手たちによって、本戦が行われました。
勝ち残り見事全国大会出場の切符をつかんだのは以下の4名です!

高学年の部:赤梅さん、高津さん
低学年の部:平田さん、小町さん


どの対局も見応えがあり、終盤まで一手の違いで勝負が決まるような白熱の展開が続きました。勝敗が決した後、すぐに感想戦を始める選手たちの姿からは、礼儀正しさと将棋に対して真剣な姿勢が感じられました。
また、予選や本戦で敗れてしまった選手に向けては「交流戦」が行われました。こちらは4勝すると記念品としてのお菓子が贈られる形式で、多くの子どもたちが最後まで対局に取り組み、将棋そのものを楽しんでいる様子が印象的でした。

取材中、特に印象的だったのは、低学年の部で負けて悔し涙を流していた子どもの姿です。勝ちたいという強い気持ちが、年齢に関係なくひしひしと伝わってきました。
今回の東京都予選では、参加者一人ひとりの将棋への情熱が感じられ、将棋の魅力を実感しました。全国大会へ出場する選手たちの健闘を期待するとともに、大会へ出場したすべての小学生のこれからの成長にも注目したいと思います。


▲高学年の部で全国大会行きを決めた高津礼音さん。居飛車穴熊での安定した指し回しは小学生離れしていた



▲同じく高学年の部で全国大会行きを決めた赤梅良太さん。鋭い終盤にあふれる才能を感じた

  限定記事や限定動画など特典が盛り沢山!将棋情報局ゴールドメンバーご入会はこちらから

将棋情報局では、お得なキャンペーンや新着コンテンツの情報をお届けしています。

著者