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週刊将棋

渡部記者の将棋三昧@研究会の対局より

2015.04.23 | 

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先週末は奨励会員、女流棋士との研究会でした。
図の将棋は2局目で、先手は奨励会初段。
普段は相矢倉もしくは対抗形になりますが、気分転換に相振り飛車を指してみました。
相手が矢倉を志向してきたので、こちらは穴熊に。


あまり自信のない序盤戦でしたが、ここはまずまずになったと感じていました。
穴熊にとって悩ましい歩ですが、△8五銀の強手が成立。以下▲7二歩成△同飛▲同飛成△同金で穴熊ペースです。




図は終盤戦。手筋とばかりノータイムで△3七歩としましたが、△3四香のほうが普通だったでしょうか。
△3七歩▲同桂に△1六歩が速いのか遅いのかよく分からない攻め。受けては切りがないので▲6四歩ときましたが、△1七歩成▲6三歩成に△4四桂が疑問手。ここは予定通り△1八とで△1七角を見せれば後手優勢が続いていました。以下は逆転負けでしたが、時間を残しての敗戦はいただけません。

この日は1勝2敗でした。終盤の読みの散漫さが目立つ一日に。
来週は久しぶりの個人戦ですので頑張りたいです。