[担当編集者おすすめの本]『Write Great Code』『Code Craft』『Write Portable Code』|Tech Book Zone Manatee

マナティ

マイナビ出版 PC書籍編集部ブログ

[担当編集者おすすめの本]『Write Great Code』『Code Craft』『Write Portable Code』

現在開催中の「達人出版会×マイナビ出版 年末・年始電子書籍セール」ラインナップの中から、担当編集者がおすすめの本を紹介します。今回は『Write Great Code』『Code Craft』『Write Portable Code』。

現在、達人出版会さんとマイナビ出版とで開催中の「年末・年始電子書籍セール」。

https://book.mynavi.jp/ebooks_sale_highend/

http://tatsu-zine.com/sales/mynavi201512

そのラインナップの中から、担当編集者から特におすすめの本をご紹介していきます。

今回紹介するのは
『Write Great Code〈Vol.1〉 ハードウェアを知り、ソフトウェアを書く』
『Write Great Code〈Vol.2〉  低いレベルで考え、高いレベルで書く』
『Code Craft』
『Write Portable Code』
の4点です。

全部重そうで厚そうな……実際電子書籍だったら重さは関係ないとは言え、一番厚い『Code Craft』はPDFで720ページあります。
こういう厚い本こそ、電子書籍のメリットを感じていただけるのではないでしょうか。

また、4点とも結構価格が高いのですが、今回のセールでは『Write Great Code〈Vol.1〉 ハードウェアを知り、ソフトウェアを書く』、『Write Great Code〈Vol.2〉  低いレベルで考え、高いレベルで書く』、『Code Craft』の3点は50%OFF、『Write Portable Code』も30%OFFとなっています。
非常にお買い求めやすくなっている……と思います。



 

『Write Great Code』は、自慢できるコード、ほかのプログラマーを感動させるコード、顧客を満足させユーザーに気に入られるコード、人々(顧客、上司、その他)が手に入れるために最高額を支払うことを厭わないコード、そうしたコード――つまり「グレートコード」を書くための方法を伝授するものです。ほかのプログラマーに畏敬の念を起こさせるソフトウェア、伝説に残るようなソフトウェアをいかに書くかがテーマです。

『Write Great Code〈Vol.1〉 ハードウェアを知り、ソフトウェアを書く』では、コンピュータサイエンスや工学の教育課程でも表面的にしか扱われないことが多いコンピュータの低レベルで詳細な事柄について、アセンブリ言語だけでなく、C/C++、VB、Pascal(Delphi/Kylix)、Javaなどの高級言語を使って、詳細に解説しています。

『Write Great Code〈Vol.2〉  低いレベルで考え、高いレベルで書く』では、グレートコードの重要な1要素であるパフォーマンスに的を絞り、高レベルのコーディング手法によって、コンパイラが生成するマシンコードにどのような影響が生じるかを考察しています。


『Code Craft エクセレントなコードを書くための実践的技法』のテーマは、「この現実の世界でプログラムをどのように正しく書くか」ということです。
多くのプログラマーは、正しいコード、つまり、動作するコードを書く方法は知っていますが、エクセレントなコード、つまり、うまく書かれていて、理解することが容易なコードを巧妙に作り上げる方法を知っているとは限りません。

本書では、良いコードが持つ技術的かつ専門的な性質や複雑さに関して解説します。それだけにとどまらず、正しいコードを正しいやり方で書く方法に関することや、良いプログラマーと悪いプログラマーとを分ける「姿勢」についても言及します。





『Write Portable Code 複数プラットフォームに移植可能なソフトウェアの開発技法』ポータビリティ(移植性)にフォーカスした書籍です。「ポータビリティ」とは、ソースコード、特にCのソースコードをさまざまなOS、アーキテクチャで移植可能にしていくかということを指します。しかし、本書で取り上げていることは、C/C++だけに当てはまるものではなく、どのような開発環境でも通用するものです。

この冬に厚い本に挑戦したいという方に、どれもぴったりです。
セールは2016年1月11日まで。ぜひお早めに!

著者プロフィール

マイナビ出版 PC書籍編集部(著者)