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A/Bテストの教科書

マイナビ出版

そのリニューアル、そのまま進んで大丈夫ですか?

「リニューアルは時代遅れ」
この言葉を聞いて、ドキッとした貴方。本書は、そんな貴方にぜひお読みいただきたい本です。

サイトの集客やコンバージョン率を上げようと、サイトリニューアルを行っても、結果が望んだものになるかどうかが一か八かです。担当者は、大きなリスクを背負ってしまいます。一方で、本書で説明するA/Bテストは、「勝ち」を確定してから本番リリースをすることができる、いわば「必ず結果が出せる」手法です。

しかしながら、正しい手順やお作法でA/Bテストを行っていないと、成果を収めることはできないのです。単に思いつきでテストを行ったり、微妙な違いしかないバリエーションでテストをしても、結果にはつながりません。ですので、「A/Bテストって、やってみたことあるけど、結果はイマイチだった」「A/Bテスト、知ってるけど、AとBと比べて、部分的なブラッシュアップをするだけでしょ? 本を読むほどじゃない」、そんな風に思っていらっしゃる方がいたら、本書でA/Bテストをもっと知っていただくことで、より大きな成果を手に入れることができるでしょう。
本書は、A/Bテストの正しい手順と、成果を上げるためのお作法を、次の3つのPartに分けて、できるだけ丁寧に解説をしています。

・Part1 A/Bテストのただしい始め方
・Part2 A/Bテストを成功させるコツ
・Part3 すぐに使える実践ワザ

まず「Part1 A/Bテストのただしい始め方」では、A/Bテスト初級者にも理解を深めていただくよう、A/Bテストはなぜ必要なのか? やテストの流れはどうなるのか? などの基礎理解のための内容を用意しました。続いて「Part2 A/Bテストを成功させるコツ」では、A/Bテストのワークフローに沿って各工程を分解し、詳細に解説していきます。成果を上げるための各種コツも同時にお伝えいたします。

最後に「Part3 すぐに使える実践ワザ」では、概念理解だけで終わらないよう、A/Bテストについての実践的なガイドを33個、テスト事例を23個用意しています。A/Bテストの進め方や取り組み方を包括的な学ぶとともに、明日からでも実践できるように、沢山のヒントを詰め込みました。成果を求められる担当者の方に必携の一冊です。

発売日:2015-12-09

ページ数:288ページ

目次

Part 1 A/Bテストのただしい始め方

Chapter 01 A/Bテストは本当に必要か?
1 リニューアルは時代遅れ
2 リニューアルから卒業しよう
3 正しくA/Bテストを行えば成果は必ず付いてくる
4 コラム 経営者やマネジメントサイドからみたA/Bテストの価値
このChapterのまとめ

Chapter 02 はじめてのA/Bテスト
1 A/Bテストの仕組みを知ろう
2 主要A/Bテストツール
3 まずは体験。A/Bテストの流れをつかもう
このChapterのまとめ

Chapter 03 テストプロジェクトを立ち上げる
1 テストプロジェクトの立ち上げ
2 A/Bテストのワークフローを理解する
3 チームを立ち上げ、担当を決める
4 A/Bテストの定例会議を決める
5 コラム アメリカにおけるA/Bテストチームの社内スタッフ人数は?
このChapterのまとめ


Part 2 A/Bテストを成功させるコツ

Chapter 04 テスト成功率をあげるユーザー調査
1 「おもいつくままにテスト」してはいけない
2 アクセス解析+KPIマップが王道
3 ヒートマップはエリア・パーツ単位での課題を発見
4 ユーザーテストとヒューリスティック評価
5 定量×定性の行動ログ×パネルアンケート
6 課題を洗い出し、シートで管理する
このChapterのまとめ

Chapter 05 テストプラン精度をあげるA/Bテストの5W1H
1 テストプランニングをはじめよう
2 詳細テストプランを作るための5W1H
3 テスト場所/エリアの選び方 ~Where?
4 結果の評価指標を決めておく ~ What for?
5 テスト様式をうまく使いわける ~ How?
6 テスト仮説の精度を向上させる ~ What?
7 ロードマップと担当者の決定 ~ When? & Who?
8 課題・仮説シートから有意義なテストを量産
9 「テスト案作成」はスピード重視で
このChapterのまとめ

Chapter 06 失敗しないテスト組み込み・実行とは?
1 テスト組み込み・実装で陥りやすい失敗ポイント
2 成果計測設定モレに注意する
3 外部ツールとの連携を忘れずに
4 配信量のコントロールとターゲティング設定
5 本番テスト前の動作検証を怠らない
6 テスト終了時期をまちがえない
このChapterのまとめ

Chapter 07次につなげるテスト結果レビュー
1 効果の計測と要因分析
2 テスト結果を立体的に評価する
3 テスト結果サマリーから次の計画を立てる
4コラム 以前の A/Bテスト結果は次のテストの大きなヒントに
このChapterのまとめ


Part 3 すぐに使える実践ワザ

Chapter 08 A/Bテスト実践ガイド22~テスト様式マスター
1 実践ガイド1 クイック&バリュー テストの4様式をマスターする
2 実践ガイド2 「引き算テスト」でノイズをカットしよう
テスト事例1 バナーゾーンのカットでCVR43%アップ
テスト事例2 支払いページの引き算テストで訪問あたり収益が14.3%アップ
テスト事例3 サーチのオプション項目の引き算で申し込み完了5%増
テスト事例4 ソーシャルシェアボタンの引き算で約3倍のシェア
3 実践ガイド3 「配置替えテスト」で目線を変えよう
テスト事例5 配置替えテストで資料ダウンロード数38%アップ
4 実践ガイド4 「要素強調テスト」で視認性を上げる
5 実践ガイド5 「心を動かすコピーテスト」でユーザー心理に働きかける
テスト事例6 支払いボタン文言の変更でクリック率29%アップ
6 実践ガイド6 ベーシックテストの4様式をマスターする
7 実践ガイド7 「足し算テスト」でユーザーの意思決定を後押しする
テスト事例7 クライアントロゴの追加でコンバージョンが69%アップ
テスト事例8 商品ページにFAQ回答を入れて69%コンバージョンアップ
8 実践ガイド8 「ビジュアルチェンジテスト」で写真やイラストに変化をつける
テスト事例9 登録フォームページの背景画像をビジュアルチェンジして2.8%登録増
テスト事例10 動画プレビュー画像のビジュアルチェンジテストでクリック6%アップ
9 実践ガイド9 「UIコンポーネントテスト」でナビゲーションに変化をつける
テスト事例11 UIパーツを変更してソーシャル拡散数764%
テスト事例12 〈失敗事例〉ナビ内のメニュー配置場所を変えて92%クリックがダウン
10 実践ガイド10「カラムレイアウトテスト」で段組みをガラっと変える
テスト事例13 レイアウトテストで訪問者あたり収益17%アップ
11 実践ガイド11 アドバンスドテスト(ハイエンドシナリオ)の4様式をマスターする
12 実践ガイド12 「リニューアル前後テスト」でリスクを最小限にする
テスト事例14 リニューアル前テストで収益を26%アップ
13 実践ガイド13 「複数ページ横断テスト」で連なるページ群をまとめて改善する
14 実践ガイド14 「多変量テスト」でエリアごとのパターンを掛けあわせてテストする
15 実践ガイド15 「セグメント別テスト」で特定ユーザーだけにテストする
テスト事例15 メールと連動したセグメント別テストで収益を5%アップ
テスト事例16 リスティングとランディングのコピーの一致で39.1%コンバージョンアップ
16 実践ガイド16 アドバンスドテスト(テクニカルテスト)の4様式をマスターする
17 実践ガイド17 「フロー改修テスト」で順番・ステップを変える
18 実践ガイド18 「機能改修テスト」でシステム部分もテストする
テスト事例17 フォームで入力必須項目を大幅にカットして離脱率を半分に
テスト事例18 検索結果一覧の表示テストでCVR14%アップ
テスト事例19 ニュースサイトで1人あたりPVが4.9%アップ
19 実践ガイド19 「ダイナミックテスト」で大きな変化をつける
テスト事例20 ダイナミックテストでコンバージョン611%改善
20 実践ガイド20 「ネイティブアプリテスト」でアプリ収益をアップ
テスト事例21 アプリの新デザイン反映を段階的に実施しリスク低減
テスト事例22 クレジットカード情報を先に入力してもらうネイティブアプリテストで課金人数が43%向上
21 実践ガイド21 AARRR!(アーーー!モデル)から考えるアプリテストアイデア
22 実践ガイド22 A/Bテスト後にパーソナライゼーションに移行する
テスト事例23 パーソナライゼーションで登録ボタンのクリックが42%改善
このChapterのまとめ


Chapter 09 A/Bテスト実践ガイド11~ツール組み込み
1 実践ガイド23 「引き算」テストのツール組み込み手順
2 実践ガイド24 「配置替え」テストのツール組み込み手順
3 実践ガイド25 「要素強調」テストのツール組み込み手順
4 実践ガイド26 「心を動かすコピー」テストのツール組み込み手順
5 実践ガイド27 「足し算」テストのツール組み込み手順
6 実践ガイド28 「ビジュアルチェンジ」テストのツール組み込み手順
7 実践ガイド29 「UIコンポーネント」テストのツール組み込み手順
8 実践ガイド30 「カラムレイアウト」テストのツール組み込み手順
9 実践ガイド31 URLターゲットの設定手順
10 実践ガイド32 OptimizelyとGoogleアナリティクスの連携手順
11 実践ガイド33 テスト配信コントロール機能を使った勝ちパターンの仮本番化手順
このChapterのまとめ

著者プロフィール

  • 株式会社イー・エージェンシー 野口竜司(著者)

    野口竜司(のぐちりゅうじ)
    株式会社イー・エージェンシー取締役 / Optimizelyエバンジェリスト。Googleアナリティクス プレミアムの導入・コンサルティングや、世界No.1A/BテストツールOptimizely(オプティマイズリー)によるコンバージョンレート最適化に従事。主な著書に、『達人に学ぶGoogleアナリティクス実践講座 売上に貢献するデータ分析がわかる7つのレッスン』(翔泳社)、-『Live! EC サイトカイゼン講座』(翔泳社)、『Webマーケティング基礎講座』(共著、翔泳社)がある。


販売元:C&R研究所
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