Ansible実践ガイド|Tech Book Zone Manatee

マナティ

購入形態

PDF
3,520円
数量:

カートに追加されました。カートを見る

カートに入れる
紙の本を買う

Ansible実践ガイド

インプレス

Ansibleユーザーの必携ハンドブック

近年、複数のサーバー構築やクラウド環境の設定変更を統一的に制御できる構成管理ツールとして、Ansibleが注目を浴びています。本書は、オープンソースの構成管理ツールの一つであるAnsibleの基本的な使い方から、アプリケーションデプロイメントの自動化や、クラウドAPIとの連携などの応用的な使い方をまとめた実践ガイドです。
これからAnsibleを利用し、システム構築の自動化を始めてみたいというエントリーユーザーから、既存の運用プロセスからの自動化を図りたいという実務向けのユーザーまで幅広く活用していただける内容です。特にシステムを開発、運用するエンジニア同士がコードを共有し、継続的デリバリーへと組織のプロセスを展開していくうえで必要な、Ansibleの知識を豊富に取り上げています。Ansibleの特徴を理解していただいたうえで、ビジネス要求に対する開発スピードの向上や、変更要求に対する運用の柔軟性を身に付けていただくことを目的としています。

発売日:2016-12-15

ページ数:352ページ

目次

表紙
本書について
はじめに
第1章 Ansibleの概要
1-1 Ansibleを取り巻く環境/1-1-1 ビジネスアジリティの追求
1-1-2 Infrastructure as Code
1-2 Ansibleとは
1-2-1 Ansibleの特徴
1-2-2 Ansibleを利用する際の注意点
1-2-3 他の構成管理ツールとの比較
1-2-4 Ansibleのユースケース
1-3 まとめ
第2章 Ansibleの基礎
2-1 Ansibleのアーキテクチャ/2-1-1 Ansibleの基本動作
2-1-2 Ansibleの内部コンポーネント
2-2 Ansibleのインストール
2-2-1 インストールの準備
2-2-2 インストールの実施
2-3 Ansibleの動作確認/2-3-1 事前準備
2-3-2 コマンドを実行してみる
2-4 まとめ
第3章 プレイブックとインベントリ
3-1 インベントリの基礎/3-1-1 ホストのグループ化
3-1-2 ホスト変数とグループ変数
3-1-3 インベントリ変数のファイル分割
3-2 プレイブックの基礎/3-2-1 YAMLの基本
3-2-2 プレイブックの構造
3-2-3 変数
3-2-4 特殊なディレクティブ
3-2-5 タスクのグループ化
3-3 プレイブックの応用/3-3-1 ロールの概要
3-3-2 プレイブックの活用
3-4 まとめ
第4章 アプリケーションデプロイメント
4-1 WordPressのデプロイメント/4-1-1 基本構成
4-1-2 OSの基本設定
4-1-3 データベースの構築
4-1-4 ロードバランサの構築
4-1-5 実行環境の構築
4-1-6 WordPressのデプロイ
4-1-7 接続確認
4-2 WordPressのメンテナンス/4-2-1 スケールアウト
4-2-2 ローリングアップデート
4-3 まとめ
第5章 システムの構成管理 -Configuration Management
5-1 Linuxの構成管理
5-1-1 基本構成
5-1-2 ロケール管理
5-1-3 パッケージ管理
5-1-4 ユーザー管理
5-1-5 ネットワーク管理
5-1-6 リゾルバ管理
5-1-7 時刻管理
5-1-8 タスクの実行と確認
5-2 Windowsの構成管理/5-2-1 WinRMの構成概要
5-2-2 Windows管理の事前準備
5-2-3 Windows管理の実装
5-2-4 タスクの実行と確認
5-3 まとめ
第6章 ブートストラッピング-Bootstrapping
6-1 クラウドAPIの利用
6-1-1 ダイナミックインベントリ
6-2 Dockerの連携/6-2-1 Docker環境におけるAnsibleの利用
6-2-2 Docker環境の事前準備
6-2-3 コンテナのプロビジョニング
6-2-4 コンテナの構成管理
6-3 OpenStackの連携/6-3-1 OpenStack環境におけるAnsibleの利用
6-3-2 OpenStack環境の事前準備
6-3-3 クラウドリソースのプロビジョニング
6-3-4 仮想マシンの構成管理
6-4 まとめ
第7章 Infrastructure as Codeの実践
7-1 Ansibleの徹底活用/7-1-1 プレイブックのベストプラクティス
7-1-2 パフォーマンスチューニング
7-1-3 トラブルシューティング
7-1-4 暗号化
7-2 継続的インテグレーションの実施/7-2-1 コーディング規約の共有
7-2-2 バージョン管理の実施
7-2-3 CIツールとの連携
7-3 まとめ
終わりに
索引
プロフィール
奥付

著者プロフィール

  • 北山晋吾(著者)

    楽天株式会社にて国際ECサービスのインフラ部門に入社。主にオープンソースを利用したインフラ基盤やプライベートクラウドの設計、構築、運用を担当。その後、日本ヒューレット・パッカード株式会社にて、金融系システムのプロジェクトリードを経験。仕事に従事しながらグロービス経営大学院でMBAを取得し、現在は、テクニカルアーキテクトとして大手製造・流通業を中心にDevOpsやクラウド、Deep Learning分野をはじめとした、オープンソースソリューションの提案、コンサルティング、および構築デリバリーを担当している。また、今までの業務経験や知識を活かし、AnsibleやOpenStackの教育トレーニングの講師やオープンソース勉強会のリード、アーキテクト育成活動のPMOなど幅広く活躍している。