iOS 12で強化されたQRコードリーダを使いこなす|MacFan

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iOS 12で強化されたQRコードリーダを使いこなす

文●今淳一

iPhoneのカメラを使ったQRコードのスキャンは以前からできましたが、iOS 12では使い勝手がさらに向上しました。どこが変わったのか見ていきましょう。

QRコードの読み取りは意外とたくさん使う機会があります。iPhoneの場合は、iOS 11から標準の「カメラ」アプリでスキャンできるようになりましたが、最新のiOS 12ではより機能が強化されました。



このように、コントロールセンターに専用のウィジェットが設定されたことがわかりやすい変更点でしょう。アクセスするのは結局のところ「カメラ」アプリなので、あまりウィジェットを増やしたくない場合はカスタマイズして消すことも可能です。



一方、「設定」で通常のカメラと差別化することも可能になりました。「設定」アプリの[カメラ]にある[QRコードをスキャン]をオフにしておくと、普通にカメラを立ち上げただけではQRコードに反応しなくなります。しかし、先述のコントロールセンターのウィジェットからアクセスした場合は、ここでの設定に関わらずQRコードを読み取ります。
カメラが意図せずQRコードに反応して煩わしく感じる、という場合にはオフにしておきましょう。



また、QRコードのスキャン時に黄色い枠が表示されるようになり、読み取り速度が向上しました。ただし、きれいに枠に収めず、このように多少斜めになってもきっちりQRコードは読み込んでくれますよ。