2018.11.16
安心安全にMacを使うために一度は確認しよう
セキュリティとプライバシー
ここでは画面のロックに関する設定や、ネットワーク越しの攻撃に備える「ファイアウォール」、内蔵ストレージを暗号化する「FileVault」などを設定します。個人情報の取り扱いについても、ここで設定できます。
スクリーンのロック解除などを詳しく設定
[一般]タブでは、パスワードの変更や、Macをしばらく使わなかったときの動作、実行できるソフトの範囲を設定できます。
①現在ログインしているユーザのログインパスワードを変更できます。古いパスワードと新しいパスワードを入力して変更します。
②スリープおよびスクリーンセーバをどれくらいの時間放置したら解除時にパスワードを求めるか、という設定を行います。
③ここにチェックを入れると、Apple Watchを身に着けているだけでMacのロックを自動解除できます。事前にApple Watchのパスコードや、Apple IDの2ファクタ認証の設定が必要です。なお、この項目は対応していないMacには表示されません。
④この2つのオプションにチェックを入れると、書類とウインドウの自動保存や再開機能がオフになります。
⑤スリープしたまま放置することが多い場合は、自動ログアウトを使うと安全性が高くなります。[システム全体の環境設定にアクセスするときに管理者パスワードを要求]はオンにすると勝手に設定変更されなくなりますが、都度パスワードを入力する手間が生じます。
⑥設定を変更するにはカギのアイコンをクリックしてログインパスワードを入力します。
FileVaultを設定する
FileVaultは、起動ディスクを暗号化するという手法で高度なセキュリティを実現します。ストレージ全体がすべて保護されるので、Macを紛失しても情報が流出しにくくなります。その代わり、パスワードがわからなくなると何もかも取り出せなくなるので、注意が必要です。
作業の邪魔にならない程度に通知を抑えるべし
通知
通知機能は、各ソフトが発するユーザへの通知を一手に引き受ける機能です。不要な通知で作業が中断することがないように、内容によって通知スタイルを使い分けましょう。作業に没頭したいときは、おやすみモードを利用する方法もあります。
通知方法などの設定をする
iOSの通知センターと同様に、通知スタイルや順番などを設定します。左側のリストでソフトをドラッグすると並べ替えられます。
①通知や着信音を消す[おやすみモード]は、通知センターを下にスクロールすると現れるスイッチからオンにできます。
②通知スタイルを変更できるソフトでは、上のようにスタイル候補が並びます。表示後に自動的に消える[バナー]、操作しない限り消えない[通知パネル]から選べます。バナー通知は、バナーが消えたあとも通知センターに情報が残ります。
③通知プレビューを常に表示するか、ロックされていない場合にのみ表示するかを選べます。