2018.11.16
macOSの設定の要! 自分らしく変更しよう
システム環境設定
システム環境設定は、macOSの各種設定をカスタマイズするための標準ソフトです。macOSはユーザの好みによって使い方や挙動を調整できるので、よりMacを使いやすくチューニングしていきましょう。
ユーザインターフェイスと連係機能を設定
一般
「一般」という日本語訳のせいでわかりにくいのですが、このパネルではユーザインターフェイスのカスタマイズと、デフォルトWEBブラウザの設定、iOSデバイスなどの連係機能をオン/オフするなど、macOS全般の設定を行います。
インターフェイスの見た目や動作などを変更する
macOS Mojaveではこのパネルで「ダークモード」への切り替えができるようになりました。
①ここでウインドウやメニューの配色を切り替えられます。ダークモードは全体が黒基調になり、作業の集中度を高めてくれます。
②[アクセントカラー]の各色を選ぶと、メニューの選択色やウインドウ操作ボタンの色を変更できます。
③URLをクリックしたときなどに起動するデフォルトのWEBブラウザを選べます。
④この2つのオプションにチェックを入れると、書類とウインドウの自動保存や再開機能がオフになります。
⑤Appleメニューやスタックの[最近使ったアプリケーション、書類、サーバ]に表示される項目数を選びます。
⑥iCloudデバイス間で作業途中の操作を引き継ぐ「Handoff」機能を使うにはチェックを入れます。
(7)ここにチェックを入れると、一部のフォントで現れるエッジの乱れや滲みなどを調整します。
ソフトやドキュメントへの近道 Dockを使いやすく
Dock
Dockは、よく使うソフトやドキュメントに素早くアクセスできるmacOSの基本機能です。ここではアイコンサイズを調節したり、ウインドウをしまうときのエフェクトを設定できます。一部の機能はDock上でコンテキストメニューを出して調整可能です。
Dockの場所と大きさなどを設定する
[サイズ]とはDockのアイコンサイズのこと。[拡大]をオンにすると、カーソルを合わせたときにアイコンサイズを拡大します。[ウインドウをしまう]とは、ウインドウタイトルバーの黄色い[-]ボタンを押すことで、Dockにウインドウが収納されることです。
①ここにチェックを入れると、Dockの右側に最近使ったソフトが3つまで表示されるようになります。
デスクトップを彩る壁紙とスクリーンセーバの設定
[デスクトップとスクリーンセーバ]
デスクトップピクチャの設定は意外と奥が深く、自動的に変化させたり、アスペクト比の異なる画像の配置方法を設定したりできます。無地の色を選んで気の散らないデスクトップにすることも可能です。
デスクトップピクチャを変更する
macOSにはいくつかの美しい写真がプリセットされています。Mojaveで追加された、時刻によって壁紙が変化する「ダイナミックデスクトップ」はここから選べます。
①[+]ボタンをクリックすると、写真の選択先を追加できます。ファイルを開くダイアログが表示されるので、壁紙にしたい画像が入ったフォルダを選びましょう。
②ここにチェックを入れると、デスクトップ上でスライドショーのように画像が順番に切り替わります。タイミングは、プルダウンメニューから選べます。
スクリーンセーバを変更する
スクリーンセーバは、あらかじめいくつかのテンプレートが用意されています。
①見た目を調整できるスクリーンセーバは、ここでカラーや速度などを変更できます。また、[フローティング]や[フリップアップ]のスクリーンセーバ選択中には、写真のソースを選択するメニューが表示されます。
②[開始しない]を選択すると、スクリーンセーバ機能はオフになります。オンにする場合は、開始されるまでの時間を7段階で設定できます。
③[ホットコーナー]ボタンを押すと、このダイアログが出てきてスクリーンセーバを開始/無効にするコーナーなどを選べます。ポインタを設定した四隅に持っていくと、その機能が実行されます。