アラカルト ビジョナリストのスイッチ

創造者たちの革新の流儀⑥ 「Dropbox Japan・植山周志」

文●山田井ユウキ

インプットとアウトプットを繰り返すことで、どんどんアウトプットの質が上がっていきます。

【PROFILE】

12歳でBMX(バイシクルモトクロス)と出会い、以来世界トップクラスのライダーとして国内外を飛び回る。22歳のときにはアメリカへ単身で乗り込み、さまざまなメディアに出演するなどその活躍はグローバル。国内外の大会で45回の優勝経験を持ち、現在もBMXを乗り続けている。

一方でビジネスマンとしての手腕も卓越している。現在はDropbox Japan株式会社で米国以外のオンライン市場を成長させるミッションを請け負い、戦略・戦術作りから実行までを担当している。

過去には自ら映像レーベルJUICYVISION.com、輸入販売業Z.E.N distributionを起ち上げた経験も持つ。オウンドメディアのビジネス化も得意としており、2017年には3サイトを起ち上げて成功に導いた。

また、そのマルチな才能に注目が集まり、作家・講師としても活躍中。『数字思考力×EXCELでマーケティングの成果を上げる本』や、『「あるある」で学ぶ忙しい人のためのExcel仕事術』などの著書がある。また、「植山周志のぶっ飛びブログ」も主宰。ビジネスやBMXの情報だけでなく、英会話、恋愛相談番組など多彩なコンテンツをクリエイトし、DIYや料理など幅広く情報発信に努めている。

植山氏のエネルギー溢れる日々を作り上げたのは、BMXライダーとして世界のプロフェッショナルと渡り合った胆力、そして山あり谷ありのビジネス経験だ。新卒で入社した伊藤忠テクノソリューションズを退職後、開始したビジネスで成功を収めるも、知人の会社の立て直しに苦戦して最終的に解散。その後はグロービスでマーケティングを学び、再出発を果たした。

いくつかの企業を渡り歩く中で植山氏がもっとも夢中になったのがオンラインビジネス。いずれはITの本場サンフランシスコに移住することを夢見ているという。

 

INTERVIEWER

Appleユーザの中には、未来を形づくるすごい人がいる。本連載は、人脈作りのプロ・徳本昌大氏と日比谷尚武氏が今会いたいビジョナリストへアプローチ、彼らを突き動かす原動力と仕事の流儀について探り出すものである。

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徳本昌大

ビジネスプロデューサー/ビズライト・テクノロジー取締役

 

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日比谷尚武

コネクタ/Eightエバンジェリスト/at Will Work理事/ロックバー経営者

 

 

BMXで名を馳せる世界的プレーヤー

徳本●植山さんは今はドロップボックスジャパンでマーケティングを担当されているんですよね。

植山●そうですね。米国以外の市場を成長させるのが僕のミッション。まずはアジアから取り組んでいて、そこで得た知見を他の市場にも展開していくつもりです。

徳本●さすが! グローバルに活躍されていますね。ただ、植山さんは仕事だけでは語れないマルチな才能を持っていますよね。

日比谷●今日はそんな植山さんの素顔にぜひ迫りたいです。

徳本●やっぱり、植山さんといえばなんといってもBMXです。

植山●そうですね、12歳でBMXを始めました。中学受験の帰りにBMXでジャンプの練習をしている人たちを見たのがきっかけでしたね。「一緒にやろう」と声をかけてもらって。

徳本●BMXの楽しさはどんなところですか?

植山●やはりジャンプです。空を舞う気持ちよさは格別ですよ。それに技をクリエイトする楽しみもあります。

日比谷●お話を聞いていると興味が湧いてきます。

徳本●植山さんのBMXは単なる趣味じゃないんですよ。何しろ世界レベルのプレーヤーだから。

植山●21歳で日本一になりました。実はテレビ番組の筋肉番付にゲストで出たりもしていたんですよ。

日比谷●そうだったんですか!

徳本●ね、面白い人でしょう(笑)。

日比谷●本当ですね。いきなりすごいエピソードですね(笑)。

植山●アメリカの大会では日本人として初めて2位に入賞したこともあります。

日比谷●プロの道を選ばなかったのはなぜですか?

植山●食うのが難しいと思ったからです。BMXで生計を立てていけるのは、アメリカのトッププロでも数人しかいないレベルなんです。スポンサーが付いていたときもあったのですが、やっぱりそれで生活できるほどじゃなかったんです。それで大学卒業後は伊藤忠テクノソリューションズに就職しました。

徳本●BMXはそこで一度止めたのですか?

植山●1年目から有給取ってアメリカの大会に出たりしていましたよ(笑)。不良サラリーマンでしたね。BMXのビデオを作って売るというビジネスもやっていました。PCとビデオを買って、撮影や編集、売り込み、すべてを一人で。そのビデオが全国の自転車ショップなどにけっこう売れたんです。そこからスポーツ専門のケーブルテレビにレギュラー番組を持ったり、自転車雑誌に執筆したり、CG映像の制作をしたり、いろいろな仕事につながっていきました。

日比谷●ちょっと待ってください。まだ会社員の時代ですよね? 副業OKだったのですか?

植山●ダメでした(笑)。でも正直、クビになっても構わないというくらいの気持ちでやっていました。で、結局、28歳の頃に会社は辞めました。

日比谷●まだ20代の頃のお話ですよね。ものすごく濃厚(笑)。

 

 

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植山さんは12歳でBMXを始め、世界トップクラスにまで上り詰めたライダー。チャレンジすることの大切さはBMXから学んだとのことで、その経験は今でもビジネスに活かされているという。現在もライダーとして活動している。

 

 

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植山さんのブログ「植山周志のぶっ飛びブログ」(【URL】http://www.shoe-g.com)は、BMXライダーとして、ビジネスマンとして"ぶっ飛んだ"内容が盛りだくさん。英会話、恋愛相談番組、そのほか作家、講師としての活動も記録されている。




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