2018.08.08
年代別にマシンの性能をチェックしよう
端子は問題にならず
過去7年のMacBookプロの変遷を並べてみると、2012年と2016年に大幅なモデルチェンジが行われ、その後数年はCPUの更新、細部の改良などが続くパターンとなっている。
現在は、USBタイプC端子を搭載した周辺機器や充電環境も大きく進んできたので、新世代のMacBookプロに魅力を感じつつも、周辺機器との接続に不安が拭えず二の足を踏んでいたユーザにとっては、安心して長期間使えるモデルが登場した形だ。小型軽量化や内蔵ストレージの速度向上といった部分も新しい世界を感じさせてくれるので、2015年モデル以前のMacBookプロユーザには、買い替えの価値が大いにあるといえる。
一方、2016年モデル以降のMacBookプロユーザはどうか? 動画系など少しでもマシンパワーを追求したいユーザは、まだ下取り価格の高い現在のマシンを売り、差額のみの負担でスペックの向上をはかる価値は十分にある。また、外付けGPU「ブラックマジックeGPU」などを使うことで、グラフィックス系の性能を大幅にアップさせることも可能だ。両者の投資額はそれほど違わないので、自分の用途に合わせてベターなほうを選択しよう。