アラカルト FUTURE IN THE MAKING

これからの教育に求められる3つのこと

文●林信行

IT、モバイル、デザイン、アートなど幅広くカバーするフリージャーナリスト&コンサルタントの林信行氏が物申します。

多かった頃は3日に1度のペースで講演をしてきたが、資料は毎回つくりなおしている。ミュージシャンのライブやスポーツの試合と同じで、すべての講演は一期一会。1時間の講演でも資料作りには7~10時間はかかる。完成はいつも登壇直前のギリギリのタイミング。その日の最新ニュースを盛り込んだり、来場者の雰囲気を見て最終調整をする。

だから、事前に配布用の資料を頼まれると困ってしまう。本来は断るが止むを得ず受けた場合、配布専用資料を別途つくるのに、さらに7時間ほどかかる。

あまりに大変なので、最近は講演数をかなり絞った。だが、旅行好きなので遠方の講演はつい安請け合いしてしまう。

また、これまであまり話をしていないテーマの講演は受けることも多い。集めていた情報や考えをまとめる良い機会になり、日常の中でも発見が増えるからだ。

ニュートンは木からリンゴが落ちるのを見て万有引力を発見した、と信じる人が多いが、筆者は、ニュートンは万有引力のことばかり考えていたから木から落ちるリンゴを見てそれを発見できたと考えている。同様に記事を書いたり、講演資料をまとめたりする際も、そのテーマを胸に抱いたまま日常を過ごすと、その中で新たに発見することが多い。

 

 

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Nobuyuki Hayashi

aka Nobi/デザインエンジニアを育てる教育プログラムを運営するジェームス ダイソン財団理事でグッドデザイン賞審査員。世の中の風景を変えるテクノロジーとデザインを取材し、執筆や講演、コンサルティング活動を通して広げる活動家。ツイッターアカウントは@nobi。




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