写真レタッチにおすすめのスタイラスペン|MacFan

特集

書き心地を重視して選ぼう!

写真レタッチにおすすめのスタイラスペン

文●大須賀淳大谷和利土屋徳子中原一雄藤原鉄頭山田井ユウキ吉田雷(MixtureScape)らいら写真●遠藤貴也黒田彰中原一雄三井公一モデル●坂本美咲三関紗彩

指先を使ってレタッチしてもいいけれど、スタイラスペンがあればよりスムースな操作が可能になり、作業効率もアップする。Apple Pencil以外にも、あなたの用途にピッタリ合うスタイラスがあるかも!?

個性派揃いのスタイラス

スマートフォンやタブレット端末の画面が大型化するにつれ、ニーズが増してきているスタイラスペン。iPadプロおよび新iPad向けのアップルペンシル(Apple Pencil)以外にも、さまざまなメーカーからiPhoneやiPad向けのスタイラスペンが発売されている。

しかし、アップルペンシルが高価だからと、価格だけを見て安価なスタイラスに走るのはちょっと考えもの。アップルペンシルは純正の強みを活かし、他社とは比べ物にならないほどの圧倒的な書き味を実現しているからだ。特に、ディスプレイ上に手を置いても、ペン先のみを検出するパームリジェクション機能の精度は高く、ストレスフリーに使うことができる。

一方、アップルペンシルに対応しないiPadシリーズやiPhoneでペン操作をしたいときには、他社製スタイラスペンが活躍する。アップルペンシルほどのアナログ感は再現できず、使い方にややコツはいるものの、アップルペンシルにはない機能を持った個性的な製品も多く発売されている。

ペン先の形状だけでも、繊維タイプの丸みを帯びたものから筆タイプまでさまざま。さらに、ペンの側面にショートカットボタンがあり、操作の取り消しが簡単にできるもの、ペアリングや充電が不要なものなど、かゆいところに手の届く機能的な製品も少なくない。

スタイラスにはブルートゥースでアプリに接続するタイプと、ペンの電源を入れるだけですぐに使えるタイプ、充電不要のタイプがある。ブルートゥース対応製品はペン先が細く、筆圧感知機能を搭載するものもあり、アナログに書き味を求める人に最適。一方、アプリを起動するたびに、スタイラスを接続する手間がかかるデメリットがある。

ブルートゥース非搭載の製品は、アナログのペンと同じように取り出してすぐ使えるが、筆圧は感知せず細かな書き味が再現できない点がデメリット。しかし、レタッチのようにタップ操作が多い場合は、ブルートゥース非搭載の製品でも十分作業効率はアップする。用途によって最適なスタイラスは異なるため、どの端末で使いたいのか、どんな書き味がよいのか、目的を持って選ぼう。

 

ペンのタイプ

 

繊維タイプ

ペン先が丸く、布のような手触りが特徴。導電性の繊維が網目状に編み込まれている。軽いタッチで操作でき、滑りもよいため、スピード重視のゲームアプリ向けに使われることも多いタイプ。

 

ペン先細のタイプ

ボールペンのようにペン先が細くなっており、アナログに近い書き味が体感できる。筆圧感知機能を搭載しているものも多く、力の強弱で線の太さを変えられる。Apple Pencilもこのタイプ。

 

筆ペンタイプ

導電性の繊維を使い、筆の形状をしたペン。習字アプリであれば毛筆のような、ペイントアプリであれば絵筆のような書き味を楽しめる。クリエイティブな用途が多い人に最適。

 

ディスクタイプ

ペン先に透明なプラスチックの円盤(ディスク)がついたタイプ。ディスクはペンの角度を変えてもディスプレイにフィットするので、ペン先のポイント部分が正確にわかる。書き味もスムース。




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