2018.05.17
読書は好きだけど、もっぱら読むのは紙の本。手持ちの蔵書も増える一方で、本棚から溢れている…。そんな人は、余っているiPadを読書専用端末として有効活用してみてはいかがでしょう? 自宅にある書籍や雑誌、漫画などをiPadに読み込んで自炊すると、外出先でもサッと読めて便利ですし、何冊も本を持ち歩く必要だってありません。本棚だってスッキリ片づきます。ここでは、本格的な自炊から、iPadだけ使ったお手軽な方法まで解説しましょう。
大量のページをデータ化するには?
裁断機+スキャナで本格的に自炊に挑戦!
大量の蔵書を処理するなど、本格的な自炊を目指すなら、ぜひ揃えておきたい機材が2つあります。1つは、本のページを読み込むためのスキャナです。このとき、書類を読み込むことに特化したドキュメントスキャナがおすすめ。モバイルタイプのドキュメントスキャナもありますが、大量のページをデータ化するなら、自動給紙装置(ADF)が付いて、両面同時にスキャンできる卓上据え置き型がベターです。
もう1つが裁断機。ドキュメントスキャナで処理するには、あらかじめ本をバラして1ページずつ読み込める状態にする必要があります。カッターを使ってページを切り取ってもいいのですが、少々手間がかかります。その点、裁断機があれば一発です。
大切な本を裁断したくない!
本を裁断したくない場合は、複合機のスキャナなどのフラットベットタイプであれば、裁断せずに本を開いた状態で読み込むことができます。さらに、非接触型のスキャナを使えば、見開きの状態のままページを読み込めます。PFUのScanSnapシリーズには、非接触型の「ScanSnap SV600」というモデルがあります。大事な蔵書を傷つけることなくデジタルデータ化したいのなら、こちらも検討してみましょう。
ScanSnap SV600
【発売】PFU
【価格】6万1560円(直販ストア価格)
【URL】http://scansnap.fujitsu.com/jp/product/sv600/