2018.02.03
注目のハードウェアをピックアップ!「Neo smartpen N2 + N planner 2018 」
アナログとデジタルを結ぶ
これだけデジタル化が進む世の中でも、紙の手帳やメモ帳を手放せないという人は多いようです。実際に大手手帳メーカーでは過去20年間、ずっと前年超えで売り上げを伸ばしているところもありますし、電池切れや故障のない安心感は紙ならではでしょう。
確かに、紙に書けば、落として壊すこともなく、燃えでもしない限り、内容を閲覧できなくなることはありません。一方で、電子機器に入力すれば、配布や共有をラクに行え、別のデバイスからの確認も容易に行えます。
「ネオスマートペン(Neo smart pen)」は、紙とデジタル、両方のいいとこ取りができるペン型の入力装置で、特殊なパターンが印刷された専用ノートにこのペンで書くと、それがそのまま電子デバイス上で再現されるという製品です。
似た技術はほかにもありますが、パターン読み取りのためのペンが太くて無骨だったり、専用ノートの価格が高価だったりという問題点がありました。ところが、ネオラボ株式会社(NeoLAB株式会社)がリリースした「ネオスマートペンN2」は、2015年のiFデザイン賞を受賞したスタイリッシュなデザインと、リーズナブルなノート価格によって日常的に使える環境を作り出したのです。
ノートに使われている特殊パターンは、もし同じ密度で地球をすべて覆ったとしても、任意の箇所をペンで指せば、その座標を特定することができる精度を持っています。そのため、ノートが何百冊あっても、専用ペンで書いた瞬間に、以前にも書いたことのあるページなのか、それとも白紙の新しいページなのかを判別できるのです。そして、「ネオノート(Neo notes)」というアプリ内の対応するページへの追記や、新規ページとしての保存が自動で行われます。
描線の解像度は1インチあたり1100ドットで、256段階の筆圧も感知して反映されるため、このデジタルデータは、アナログのノートと必ず1対1で対応する正確なコピーです。
ビジネスシーンでも使える!
N planner自体はモレスキンノートに似た落ち着いた質感を持ち、カジュルユースはもちろん、ビジネスシーンで使っても違和感のないものです。正味176ページで、6~29ページが月間予定表、30~135ページが週間予定表、136ページ以降が罫線付きのメモとなっています。