2018.01.19
Macの裏ワザ、隠しワザ、以外な活用方法など…大声では言えないとっておきの
すっかり影の薄くなったラジオですが、インターネット配信のおかげで再び盛り上がりつつあります。Macでラジオを120%楽しみたいあなたのために裏ワザをお教えします!
Macでラジオをもっと楽しむ
深夜のラジオは楽しい
深夜作業に欠かせないのがBGMです。私は、普段アップルミュージックを流していますが、ときどき物足りなく感じることがあります。不思議なことに、パーソナリティのトークや時々差し挟まれる天気予報や交通情報などが流れるラジオのほうが、音楽だけよりも何となくリラックスできるのです。これは学生時代からの刷り込みなのかもしれません。
しかし、昔と比べるとラジオを聴いたり録音する機材はあまり豊富にあるとはいえません。先日、たまたまネットで見かけた新製品の「ラジカセ」に思わず手が出そうになりました。しかし、録音メディアがカセットテープということを思い出し、踏みとどまることにしました。なぜなら、音質のことはさておき、90分のカセットテープには128kbpsの圧縮音源換算で90MB程度の音声しか保存できないわけです。しかも1本200円弱するのですから、コストパフォーマンスは最悪です。
デジタルのほうが不便?
だったらインターネットラジオもしくはIP配信のラジオでいいではないかと思うかもしれません。ですが、話はそう単純ではありません。インターネットラジオは結局のところ特定のテーマの音楽を流しているだけですし、IPラジオは著作権の問題があります。
特にラジコ(radiko)は、過去1週間の番組を遡って聴取できるというデジタル時代にふさわしい素晴らしい機能があるのですが、地方のラジオ局を聞こうと思ったら月額350円のサブスクリプションに加入する必要があります。そのくらいなら支払ってもいいかもしれませんが、今回はなるべく無料でできる方法を模索してみることにしました。
まず、試したのが「マイチューナ・ラジオ(myTuner Radio)」というソフトです。標準で100以上のラジオ局が聴取でき、地方のラジオ局やポッドキャストも含まれているのでなかなか快適です。気に入った音楽をあとで聴き直したいときは、最近アップルに買収された「シャザム(Shazam)」を起動しておいてiTunesで購入するという連携技を編み出しました。これだけでもかなりラジオ環境は充実した気がします。
(1)「サンスイ」ブランドのラジカセ「SCR-B2」は80年代テイストですが、Bluetooth 4.2にも対応した正真正銘の新製品です。AM/FMワイドバンドに対応し、もちろんラジオの録音もできます。【URL】http://www.sansui-doshisha.jp/
(3)ラジオ番組のインターネット配信で一番有名なのは「radiko.jp」でしょう。日付を遡って聴けるタイムフリーなど利便性も高いのですが、エリア外の番組聴取は月額350円のプレミアム会員登録が必要です。【URL】http://radiko.jp
(4)ラジオが聴けるMacソフトとしては「myTuner Radio」が使いやすいです。無料版だと一定時間経過すると確認のダイアログが表示されるので、プロ版(【価格】1200円)も検討しましょう。
myTuner Radio
【開発】Appgeneration Software
【価格】無料
【場所】Mac App Store>ミュージック
(5)myTuner Radioで再生中に「Shazam」も起動しておくと、自動的に楽曲名を取得してくれます。[iTunes]または[Apple Music]のリンクをクリックするとiTunesストアに移動してそのまま購入したり、Apple Musicのメンバーであれば視聴できます。
Shazam
【開発】Shazam Entertainment Ltd.
【価格】無料
【場所】Mac App Store>ミュージック