Macの前で動いてアニメ動画を作ろう!|MacFan

特集 特集

Macの前で動いてアニメ動画を作ろう!

文●内山秀樹大須賀淳栗原亮中村朝美山田井ユウキ写真●黒田彰

アニメーションは人気のある動画コンテンツの1つ。しかし、自分で作るのは無理だと思っていませんか? Macのカメラに映った人の姿と連動してリアルタイムにアニメが作れるって知ってますか?

アドビのクリエイティブ・クラウドに含まれる「キャラクタ・アニメータ(Character Animator)」は、カメラに入力された人間の表情や動きと、声の音素を解析して、それらと連動するアニメーション動画をリアルタイムに作ることができるツールです。

従来こうした動画を作るにはかなり大きな手間が必要でしたが、キャラクタ・アニメータでは「パペット」と呼ばれるキャラクタのデータが読み込まれていれば、あとはカメラの前で喋りながら記録するだけで、文字どおり「一発録り」でアニメーションが完成します。米国では人気アニメ「ザ・シンプソンズ」の“生放送”などユニークな試みにも使われており、バージョンを重ねるごとに精度と機能が大きく向上しています。

キャラクタ・アニメータのパペットは複雑な3Dデータ等ではなく、同社のフォトショップやイラストレータ(Illustrator)でレイヤー分けされたパーツで構成されています。それらのソフトが使える人であれば、テンプレートを加工するだけで簡単にオリジナルのキャラクタを作ることも可能なので、たとえば顔出しNGの配信などでも、マスクを着けるなど消極的な方法でなく、自分の分身となるアバターが喋るとても楽しい動画を簡単に作ることが可能です。

 

必要なアイテム・ソフト

●Adobe Character Animator(Cleative Cloudに含まれる)
●FaceTime HDカメラなど




続きを読むためにはログインが必要です。
月額720円ですべてのコンテンツの閲覧が可能になります。
下のボタンより、お申込手続きを行ってください。

  • ログイン
  • 会員登録

前のページへ

「空間音声」でVRに臨場感を出そう
360°映像のリアリティをさらに高めるのが空間音声(Spatial Audio:スペーシャル・オーディオ)です。標準で対応するカメラも増えてきましたが、VR映像にあとから追加す...

<<

「Macで作るイマドキ動画10分レシピ」の目次