「OKARA oh.1 」でスピーカをワイヤレス化|MacFan

プロダクト&リリース iなmono HARDWARE

「OKARA oh.1 」でスピーカをワイヤレス化

文●大須賀淳

ブルートゥースオーディオに対応しないコンポをワイヤレスで

“楽器の風格”を持つ高級感

今や音楽は、iPhoneなどのデバイスからブルートゥースを使ってワイヤレス再生するのが半ば常識的。ブルートゥースオーディオに対応しないコンポなどでは、音声入力に「ブルートゥースレシーバ」という機器を接続することでワイヤレス再生を実現できます。最近は数千円程度のレシーバも多いものの、チープな雰囲気のものが多く、こだわりのオーディオには不釣り合いな場合も…。一方、この「oh.1」は、木材の種類や、本物のピアノと同じものも含む表面仕上げなどの違いで5種類のデザインが用意され、組み合わせる機器やユーザの好みにベストマッチするものを選べます。

実はブルートゥースオーディオの音質は、オーディオ愛好家やミュージシャンにはあまり評判が良くありません。その中で登場した本製品の特筆点は、開発元のQUICCO SOUNDが浜松を拠点とする「電子楽器メーカー」であり、おそらく世界でも有数の厚さを持つ同地の音響・音楽系企業やエンジニアの協力を受けながら開発された品だということ。筆者の周囲でも、音にかけては一家言ある方々がその音質を認めています。一見地味ながら、実はブルートゥースオーディオの限界に挑戦する意欲的な製品なのです。

 

USBから電源供給

oh.1はバッテリを搭載していないものの、USBから電源供給できるので、モバイルバッテリ等を使えば使う場所を選びません。邪魔にならない極小サイズながら、質感、手触りともに高級感があります。




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