安心・安全を守る! パスワード管理術|MacFan

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14年ぶりのルール大変更?

安心・安全を守る! パスワード管理術

セキュリティは普段の使い方や設定、セキュリティソフトなどで高めることができますが、個人情報や財産を守る最後の砦はそれぞれのアカウントに紐づく「パスワードの管理」と言えます。

ところが、ログインパスワードやApple IDのパスワードだけでなく、さまざまなソフトやWEBサービスのアカウント、オンラインバンクやECサイト、SNSアカウント、さらにはクレジットカード番号など多くのパスワードを取り扱う必要に迫られています。

理想的にはなるべく長くて複雑なパスワードをそれぞれのサービス別に設定し、なおかつ自分1人だけで管理することです。しかし、超人的な記憶力の持ち主でなければ、そのような管理方法は不可能です。

そのため、多くの人はついつい「短く」「単純」で、ペットの名前や誕生日など簡単に思い出せるパスワードを設定してしまいがちです。ところが、SNSで多くの公開情報がインターネット上に流通する現在では、そのような情報管理では不十分と言えます。また、ある程度複雑なパスワードを設定していても、複数のサービスで同じ、または単純な変更だけで「使い回し」することは、単純なパスワードを設定することよりも危険性が高いことがあります。どこか1つのパスワードが漏洩してしまった際に被害が芋づる式に広がってしまうからです。