2017.09.09
顔認証やワイヤレス充電など新機軸が盛りだくさん
さまざまな筋から漏れてくる情報によれば、次期iPhoneの登場は目前に迫っている。次期iPhoneでは顔認識などをはじめ数多くの新しい機能が採用されるという噂があるが、果たしてどこまでが真実なのか。入手した次期iPhoneのモックアップやアクセサリから実像を探っていこう。
フェイスIDは確実?
3Dプリンタで作った製品のオンライン販売を行う「シェイプウェイズ(Shapeways)」で、次世代iPhoneを3Dプリンタで作ったとされるモックアップが販売されていたので購入してみた。
入手したモックアップを確認してみると、iPhone 7に比べてミュートボタンや音量ボタンなどの長さに差はないものの、少し厚みが違う印象があった。また、電源ボタン側を比べてみると、縦型に配置されるというアイサイト・デュオカメラの影響からか、ボタン位置が下がっているのに気づいた。
台湾サプライヤーの情報によると、純正ケースとされるものの側面に新たな穴がないことから、側面にタッチIDが搭載されている可能性は低く、また、技術的な課題から前面の液晶全体でタッチIDが搭載されている可能性も低いという。KGIセキュリティーズのアナリスト、ミンチー・クオ氏が予想するように、虹彩認証と三次元顔認証を組み合わせた「フェイスID」が搭載されている可能性が高い。iPhoneを手前に傾けてスリープを解除したあと、顔を読み取って自然にロックが解除されると考えらる。