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連絡先編

亡くなったことを誰に連絡すればいい?

文●氷川りそなイラスト●藤原鉄頭

いざ葬儀を開こうと思って、参列いただける方に連絡をとろうとしたら…あれ、連絡先がわからない。しかも、父はSNSを駆使していて、ここにも友人がたくさんいるようだ。どうやって訃報を伝えようか?

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葬儀の準備でやるべきことはたくさんありますが、特に優先度が高い作業が「葬儀の連絡」です。誰が通夜・本葬に来るのか、人数を把握をしないと、香典返しの用意や、通夜振る舞い、精進落としの席数、お料理の手配、通夜の夜には誰が残るのか…さまざまなことが決められないのです。

筆者はまず、親の兄弟や従兄弟といった連絡先のわかる人たちに訃報を伝えました。しかし、連絡先がわからない遠い親戚がいたため、叔父や叔母に協力してもらいながら手分けをして親族全員に連絡を取ってもらうことに。葬儀の出欠を人づてに確認する「伝言ゲーム」さながらのアナログ戦術でした。しかも、交友関係が広かった父はSNSを駆使していたようで、そこでつながっている皆さんにはどうお伝えすればいいのやら…。

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【解決のポイント】誰と仲が良かったのか確認する術を作っておく

故人と生前親しかった知人・友人の把握と連絡も、遺族を悩ませる問題です。故人の交友関係を熟知しておくというのは難しく、お互い離れて暮らしていた場合はなおさらです。

もし故人のMacやiPhoneが確認できる、もしくは先述のケース1で紹介した方法を使って端末にアクセスができるならば、連絡先や通話履歴、LINEやメールなどをチェックすることが可能です。ただし、チェックするのに大変手間がかかるうえに、何より連絡先ならまだしもLINEやメールといった私信にまで目を通す行為は避けたい場合もあるでしょう。

そこで、生前に設定しておかなければならない作業にはなりますが、もし「連絡先」で知人や友人の連絡先を管理しているのなら、「連絡先」のグループ分けをしておくのが得策でしょう。たとえば「高校」「大学」など、ある程度のくくりでグループを作っておくと、遺族目線でも交友関係を把握しやすくなります。すべての友人関係をグループ分けするのはとても面倒な作業なので現実的ではありませんが、この一手間が、残された遺族にとっての助けになるといえます。

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(1)「連絡先」→[新規グループ]でグループを作成できます。連絡先から特定の人物を選択し[選択した項目からグループを新規作成]を選択することも可能です。

 

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(2)iCloud.comの「連絡先」でも同様の作業を行うことができます。




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