【WWDC2017】MacBookシリーズのベンチマークとラインアップ|MacFan

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【WWDC2017】MacBookシリーズのベンチマークとラインアップ

文●今井隆栗原亮松山茂写真●松村太郎

New MacBookをベンチマークで性能チェック!

New MacBookをベンチマークで性能チェック!

iMacと違い、前モデルの登場から1年も経たずにアップデートしたMacBookシリーズ。こちらもプロセッサを第7世代の「ケイビーレイク」にしたことが今回の大きな目玉だ。プロセッサの変更に伴い、グラフィックスも「Intel Iris Plus Graphics 540/550」から640/650にアップグレード。15インチモデルも「Radeon Pro 555」もしくは560にパワーアップしている。さっそく前モデルと比較して、どれぐらい性能が変わったのかを確認してみた。特に8カ月しか「新モデル気分」を味わえなかったユーザにとっては、新モデルのパフォーマンスの結果が気になって仕方がないだろう。

ベンチマークテストに使用した最新モデルは、MacBookプロ15インチ(2.9GHz コアi7)、同15インチ(2.8GHz コアi7)、同13インチ(3.1GHz コアi5)、MacBook 12インチ(1.2GHz コアm3)の4つ。MacBookプロ15インチ 2016モデル(2.7GHz コアi7)と、同13インチ 2016年モデル(2.9GHz コアi5)、MacBook 12インチ 2016モデル(1.1GHz コアm3)を比較してみた。それぞれの値も参考値として載せておくので、チェックしてほしい。

さて、ベンチマークを終えた結論からいうと、それぞれの値は確かに向上しているものの、その差は僅か。実際にそれぞれのマシンを使用した体感速度は、正直言ってしまうとほとんど同じで、筆者は違いをほとんど感じられなかった。

フォトレタッチを繰り返すバッチ処理など大量な作業を行わない限りは、結果に大きな差は生まれないだろう。逆に数世代前のモデルを使用しているユーザは、買い替えのメリットは大きいと考えてよい。自分の用途に応じて、最適なマシンを選択してほしい。

 

Geekbench 4でプロセッサ性能をチェック

「Geekbench 4」で計測したプロセッサ性能の結果は、見てのとおり差は出たものの違いはごく僅かだ。通常の操作や作業で体感できるほどではない。2.8GHz コアi7を搭載した15インチ 2017モデルの値からもわかるように、プロセッサ性能を望むならデュアルコアのコアi5より、オプションでクアッドコアのコアi7をチョイスすることをおすすめする。




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