2017.07.11
デスクトップを象徴する存在
最後に、iMacファミリーのラインアップをまとめておこう。骨子となるiMacシリーズはまずディスプレイサイズで21インチと27インチモデルの2つのグループに分けることができる。
コンパクトながらノートブックよりはるかに広い作業領域を持つ21インチモデルも4K解像度を持つレティナディスプレイがスタンダードだと考えて良いだろう。このモデルは2つあるが、ストレージとCPU、GPUの仕様がそれぞれ異なっているのが特徴だ。上位モデルのほうがスペックが良いのはもちろんだが、CTOではCPUは同等に、またストレージは512GBのSSDまでは同等にカスタマイズが可能なため、GPUやストレージに高いパフォーマンスを必要としないのであれば3.0GHzモデルをベースに足りない部分だけアップグレードを考えるのも良いだろう。
逆にフルスペックまでの拡張性を考えるのであればベースは必然的に3.4GHzモデルを選ばざるを得なくなる。このモデルのみ唯一メモリが32GBまで拡張が可能になる。特に今モデルはディスクリートGPUを搭載したことにより、内部パフォーマンスが向上しただけでなく外部5Kディスプレイの出力に対応しているのはグラフィックソフトなどを扱ううえでメリットになるだろう。