iTunesを便利にする即効テクニック(共有・連携)|MacFan

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iTunesを便利にする即効テクニック(共有・連携)

文●中村朝美氷川りそな栗原亮イラスト●小平淳一

豊富なiTunesの機能のうち、再生・購入・管理・共有・連係の5つの分野に関わるテクニックを紹介します。

【 共有編 】

アップル製品の利点の1つが、コンテンツの共有しやすさにあります。共有する先は自分が所有する別のデバイスであったり、家族であったり、他人であったりとさまざまです。

しかし、写真のように自分に所有権のあるコンテンツを共有するのであれば問題ありませんが、iTunesでは販売されているコンテンツが大半ですので、これをそのまま共有するのは著作権的に問題があります。

そこで、iTunesではアップルIDを利用して、iTunesライブラリのコンテンツを手持ちのデバイスすべてで共有する「ホームシェアリング」機能を提供しています。また、家族それぞれが購入したコンテンツを共有する「ファミリー共有」という仕組みもあります。つまり、ライフスタイルによって最適な共有機能が用意されているのです。

ほかにも、iTunesストアやアップルミュージックで見つけたコンテンツを他人と共有したい場合は、コンテンツへのリンクをツイッターやフェイスブックで共有したり、友人などへギフトで贈れる機能もあります。

 

家族でコンテンツを共有してお得に楽しむ

アイクラウド登場以前からiTunesストアで買い物をしていたユーザの場合、iTunesストア購入用のアップルIDとアイクラウドで使うアップルIDが別になってしまうことがあります。アップルはこれまでの経緯からこのような運用を認めていますが、この条件を利用して家族でiTunesストア購入用のアップルIDを共用することを推奨する記事をインターネット上ではときどき見かけます。

しかし、アップルIDは個人ごとに取得するものなので、家族でiTunesで購入したコンテンツを共有したいのであれば「ファミリー共有」の利用がスマート。

この設定をしておけば、家族の代表のアップルIDで、家族全員分の購入をまとめて決済できます。さらにアップルミュージックのファミリーメンバーシップ(月額1480円)であれば、家族6人までアップルミュージックが使いたい放題になります。

イマドキテク

家族ならファミリー共有を設定

ファミリー共有の仕組みが整備されたことで、13歳未満のアップルIDの取得も簡単にできるようになり、家族で購入したコンテンツを合法的に共有できるようになっています。