2017.06.12
やっぱりAirMac? それともサードパーティ?
「家のWi-Fiがなんだか遅い…」。これにはさまざまな対処法がありますが、まずはWi-Fiルータを見直してみてはいかがでしょうか。さて、最新の選択肢としてはどのようなものがあるのでしょう? 気になるルータ選びのツボを探っていきましょう。
AirMacの魅力ってどんなところ?
純正ならではの使い心地
Wi-Fiルータ(無線LANルータ)には数多くの製品がありますが、アップルユーザが最初に思い浮かぶ選択肢といえば、やはり純正のAirMacベースステーションではないでしょうか。AirMacベースステーションは、さまざまな高速接続テクノロジーを搭載したAirMacエクストリームや、ハードディスクを内蔵しネットワークストレージとしても使えるAirMacタイムカプセル、コンパクトなボディのAirMacエクスプレスという3つのラインアップで展開されています。いずれもアップルならではのシンプルなデザインで、どんな空間にも馴染む上品な佇まいは、サードパーティ製ルータに対する大きなアドバンテージだといえます。
しかし、「今AirMacベースステーションを買っても(使っていても)大丈夫?」と不安に思う人もいるのではないでしょうか。AirMacベースステーションは4年間(エクスプレスは5年間)刷新されていないため、性能面で見劣りするのでは? と不安を抱く人がいるかもしれません。
実際、現行のAirMacエクスプレスは、対応するWi-Fi規格が「IEEE 802.11n(以下、11n)」と1世代前のもので、規格上の速度も低く抑えられてしまいます。しかし、現行のAirMacエクストリームは登場時から先進的な技術を搭載しており、その性能は今となっても決して色褪せることはありません。
そのうえ、アップル製品との親和性が極めて高いのも、AirMacベースステーションの魅力です。MacやiPhoneがあれば、誰でも簡単にセットアップを済ませられるうえ、「プリンタやハードディスクをつないでワイヤレスで使う」という一歩進んだ活用ですら、簡単に実現できます。
つまり、AirMacベースステーションが提供してくれるのは、シンプルでストレスフリーなWi-Fi生活。デバイスもルータもアップル製品で統一することで、見た目も使い勝手もスッキリとした環境が構築できる。それこそが、アップル純正ルータを選ぶ理由の本質なのです。