Apple Watch Nike+がランニングに最適な理由|MacFan

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文字盤、耐水性能、GPS…すべての機能がランナーを応援

Apple Watch Nike+がランニングに最適な理由

文●山田井ユウキ

Apple Watch Nike+は、耐水性能や内蔵GPSといったApple Watchシリーズ2と同等の性能を持ちながら、さらに他のApple Watchにはない特徴も備えています。数々のワークアウト、特にランニングに適しているといわれるポイントを見ていきましょう。

※本記事の情報は原稿執筆時のものです。最新の情報ではないものもありますので、ご了解ください。

Apple Watch Nike+だけにしかない3つの特徴

 

Apple Watch Nike+

【販売】Apple
【価格】4万824円(38ミリ)、4万4064円(42ミリ)

 

選べるバンド&ケースでランニングを楽しく

ランニングを長く続けるモチベーションを保つには、お気に入りのスタイルでテンションを上げるのが一番です。その意味でApple Watch Nike+はまさにぴったりのアイテムといえるでしょう。何よりデザインがクール! 手触りは上質そのもので、手首にスッと馴染んでくれます。ケースのカラーはスペースグレイアルミニウムケースと、シルバーアルミニウムケースの2色からチョイスが可能。それぞれ、アンスラサイト/ブラックとピュアプラチナ/ホワイトというクールなカラーのバンドがついてきます。ケースのカラーとも完璧にマッチしており、シンプルながら存在感があります。

バンドを替えられるのもApple Watchならではの良さ。バンド単体としては前述の2色のほか、ブラック/ボルトというNikeらしいカラーが発売されています。価格はいずれも6264円。ケースサイズ38ミリと42ミリで商品が異なるのでご注意を。もちろん、Apple Watch Nike+でなくても、すべてのApple Watchに装着可能です。

さあ、今日の気分はどちらでしょうか? Apple Watch Nike+を身につけたら、ランニングシューズに履き替えて町に飛び出しましょう!

 

汗や雨を気にせず走れる耐水性能

Apple Watchの初代モデルのささやかな不満点は、防水機能がないことでした。水に対しては「耐沫性能」しかなく、プールや海はもちろん、お風呂やキッチンなど、水に濡れるシーンではちょっと使いづらかったのです。しかしApple Watchシリーズ2と、それと同様の性能を持つApple Watch Nike+では、腕につけたまま泳げるほどの高い耐水性能が実現。水のことを気にせず持ち出せるようになりました。ランニング中に流れる汗やランニング後に浴びるシャワー、ときには突然の雨など、意外とランニングには水がつきもの。それらを気にしなくていられるから、ランナーはランニングそのものに集中できるのです。

 

GPS搭載だからウォッチ単体で距離を測れる

ランニングで汗を流すなら、少しでもカラダを身軽にしたいもの。普段は常に身につけているiPhoneですが、このときばかりはロッカーに入れておきたいですね。これまでApple Watch単体ではGPSが使えなかったため、距離や速度を取得しながらランニングを行うなら、常にiPhoneを持ち運ぶ必要がありました。しかし、Apple Watch Nike+には待望のGPSが内蔵されているので、もうその必要がありません。iPhoneを持たずにランニングに出かけても、距離や速度、ペースを測定できます。正確に素早くGPSを取得し、ワークアウト終了後は再びiPhoneとスムースに通信。走ったルートや速度をNike+Run Clubアプリで確認できます。

 

明るい太陽の下でも見やすいディスプレイ

晴天の屋外でiPhoneやデジカメなどのディスプレイを見ると、反射して見えにくいことがあります。これはディスプレイの明るさが足りていないせいなのですが、Apple Watch Nike+なら心配いりません。初代Apple Watchのディスプレイが450ニト(nit)という明るさなのに対して、Apple Watch Nike+はなんと1000ニト! 実に倍以上の明るさを達成しています。これはAppleの全製品の中でももっとも高い数値です。明るい太陽の下で快適に走るためには、ディスプレイの見やすさが重要だということをAppleは知っているのです。

 

iPhoneなしで音楽視聴&Apple Pay

ランニング中に好きな音楽を聴いているという人は多いでしょう。これまで音楽を聴くためにはiPhoneはもちろん、長くて邪魔になるケーブル付きのイヤフォンを身につけて走る必要がありました。正直いってあまりクールではありません。Apple Watch Nike+ならiPhoneから音楽を転送し、AirPodsなどのワイヤレスイヤフォンとペアリングすることで、ケーブルもiPhoneもなしに音楽を聴けます。また、Apple Payにも対応しているので、ランニング中に飲み物を買いたいときなどでも、Apple Watch Nike+単体で支払いができてしまいます。手首にはApple Watch Nike+、耳にはAirPods、身につけるものはそれだけ。最軽量のシステムで、最高のパフォーマンスを発揮しましょう!