2017.05.16
macOS Sierraのデスクトップを整理する上で押さえておきたいウィンドウ操作・管理の基本・実践・応用、トラブルシューティング、役立つTIPSや、合わせて使いたいソフトなどを丁寧に解説します。
【応用1】ウインドウ操作をカスタマイズしてさらに便利に
ミッションコントロールを詳細に設定する
システム環境設定の「Mission Control」では、ミッションコントロールの挙動を詳細に設定できます。設定項目は明快で、内容を読めば動きがわかるようになっています。ここでは、デフォルトでオフになっている「ウインドウをアプリケーションごとにグループ化」の設定を有効にして、オン/オフ時の動作の違いを確認します。
ミッションコントロールの設定画面が開いたら、上の段の設定項目から[ウインドウをアプリケーションごとにグループ化]にチェックを付けて有効にします。
設定後、ミッションコントロールを呼び出すと、これまで個別に表示されていたウインドウが、ソフトごとにまとまっているのがわかります。
スペース間のファイルの移動もグループ単位で行えるようになります。個別に移動する場合はファイルのサムネイルをドラッグし、グループ全体で移動したいときは、ソフトのアイコンをドラッグします。
マルチタッチジェスチャのカスタマイズ
ミッションコントロールの操作をスムースにするマルチタッチジェスチャ。多くの設定はできませんが、使い勝手に合わせてカスタマイズできます。ミッションコントロールに関連する設定は、3本指を使うか4本指を使うかの2択。一概に少ないほうが操作しやすいといえるものでもなく、自分のクセやトラックパッドが感知しやすいと思われるほうを設定しましょう。また、ミッションコントロールを使わない場合は、誤操作を防ぐためにジェスチャをオフにしておくことをおすすめします。
ジェスチャの設定は、システム環境設定の[トラックパッド]で行います。マジックマウスを使用している場合は、[マウス]アイコンをクリックします。
[その他のジェスチャ]タブをクリックして開き、ミッションコントロールやアプリケーションエクスポゼといった設定を行います。どのようなジェスチャなのかは、右側のムービーにわかりやすく表示されます。
マジックマウスの場合は、[システム環境設定]の[マウス]の設定で行います。詳細の設定はありませんが、ジェスチャのオン/オフの切り替えが可能です。