容量不足のiPhoneでその場をしのぐ方法|MacFan

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容量不足のiPhoneでその場をしのぐ方法

文●今淳一

今この瞬間だけでいいから、ほんのわずかでもiPhoneの容量を稼ぎたい、という場合に役立つテクニックを紹介します。

使い込めば使い込むほど、 iPhoneの容量不足に悩まされるという人は多いかと思います。根本的に解決するには、より大容量の機種を使うなり、保存するデータを慎重に選ぶなりする必要があります。しかし、たとえば「今だけ必要なアプリがギリギリ容量不足で入らない」といったように、とりあえずその場をしのぎたいシーンもあるでしょう。そんなときには、まずはiPhoneを再起動してみましょう。

長期間使いっぱなしのiPhoneの場合、溜まったキャッシュが容量を圧迫していることがあります。再起動によってキャッシュが整理され、状態によってはかなりの容量が確保できます。ただし、たとえるなら「部屋のゴミ捨てをした結果使える場所が増えた」という状態のため、捨てるゴミ=不要なキャッシュが少ないと、大した効果がない場合もあるというのは念頭に置いてください。



また、「写真」アプリの[アルバム]タブにある[最近削除した項目]をチェックするのもよいでしょう。写真を削除してもここに残っていると容量の確保にはつながりません。不要な写真を消す場合は、ここから完全に削除する必要があります。



さらに、奥の手といえるのが音楽データの削除です。あとでiTunesと同期して戻す前提で、「ミュージック」アプリにある音楽をすべて削除します。「設定」アプリから[一般]→[ストレージとiCloudの使用状況]→[ストレージを管理]→[ミュージック]と移動し、「すべての曲」を左にスライド、「削除」をタップすればすべての曲が消えます。



このやり方は、突発的なビデオ撮影などで一時的に使用可能なストレージを増やしたいというときに使えます。容量不足で絶好の撮影チャンスを逃してしまわないよう、ぜひ覚えておいてください。