「Taskuma」を使って分単位でスケジュール管理|MacFan

レクチャー となりのアプリ

第9回 佐々木正悟

「Taskuma」を使って分単位でスケジュール管理

文●美崎栄一郎写真●黒田彰

「iPhone/iPadバカ」でも知られるビジネス書作家・美崎栄一郎氏が、著名人のiPhoneの中身を覗き見!

見せる人/佐々木正悟

心理学ジャーナリスト。仕事や生活に役立つ心理学をテーマに、 書籍の執筆やセミナーなどで活躍。著書に、ベストセラーとなった『スピードハックス』(日本実業出版社)や『すごい手抜き』(ワニブックス)などがある。2017年3月には『たった1日で即戦力になるMacの教科書』(海老名久美氏との共著、技術評論社)を発売。「シゴタノ! 仕事を楽しくする研究日誌」にて連載中。
【URL】http://cyblog.jp/modules/weblogs/author/nokiba

 

佐々木正悟さんのiPhoneメイン画面にあるアプリ Taskuma/最後はいつ?/WatchNotes/Nozbe/Inkspace/WorkFlowy

 

 

すべての行動をアプリで管理

今回のゲストは、新刊『たった1日で即戦力になるMacの教科書』を発売したばかりの心理学ジャーナリスト・佐々木正悟さん。この本では、ご自身が実際に使っているMacの活用テクニックを余すところなく公開しています。Macを使いこなすためのヒントが満載で、ライフハック的にMacを使いたい人は必見です。

さて、佐々木さんの肩書きは「心理学ジャーナリスト」というもの。「心理学者」はよく耳にしますが、心理学ジャーナリストとは一体何なのでしょう。

「アメリカで心理学を学んだのですが、その知見を活かして、ビジネスやプライベートで活用できる心理学的な手法を紹介しています。人が仕事や行動するとき、より楽になればという思いで活動するために、この肩書きをつけました」

たしかに、佐々木さんの著書『すごい手抜き』でも、仕事をするうえで、どうすれば心理的なハードルが下がるのかというヒントが書かれています。会社のデスクに置いておくには少し抵抗があるタイトルですが、内容は面白い。

日々の仕事にMacを愛用している佐々木さん、スマートフォンはもちろんiPhoneです。Macのみならず、iPhoneにおいても佐々木さん流のおもしろい使い方があります。

まず、iPhoneの画面構成がユニーク。1画面目からたくさんのアプリをフォルダごとに管理していて、階層が深く構成されています。しかし、トータルでは3画面しか使っていません。

佐々木さんは、タスク管理やライフログの使い方が秀逸です。基本的に「タスクマ(Taskuma)」というタスク管理アプリを使って、すべての行動を記録。たとえば、この日は「20時40分に就寝」というレベルまで予測・管理できています。なぜこの時間に設定しているのか聞いたところ、小学生のお子さんと一緒に就寝するようにしているので、21時より前にしたいのだとか。そして、日々のタスクの累積時間を積み上げると、今日は20時40分になるのだそうです。ちなみに、この対談の時間もしっかり記録していました。

自分のバイオリズムに沿って仕事をしやすい時間帯を把握して計画すると、スケジュールに狂いがないそうです。実践している人がいうと、説得力が違いますね!

 

 

見る人/美崎栄一郎

『iPhoneバカ』『iPadバカ』などの著者。札幌から福岡までアップルストア全店舗、ソフトバンク本社などでも講演したiPhone大好き人間。『「結果を出す人」は、エクセルをどう乗りこなしているのか?』(学研パブリッシング)が発売されました。【URL】http://www.facebook.com/a16misaki




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