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Macの空き容量を簡単に増やす

文●今淳一

長期間Macを使うと、どうしてもストレージの空き容量が少なくなっていく。いかにして容量を確保するかというのは、昔からの命題といっていい。今回は、macOS Sierraで使えるストレージ容量の削減方法を解説する。

空き容量を増やすテクニックにはさまざまなものがある。たとえば「キャッシュの削除」などは、動作速度の改善に繋がることはあるが、そこまで極端に空き容量が増えるものではない。一番手っ取り早いのは、不要なファイルのなかでも容量が大きいものを削除することだ。シエラではそれが簡単にできるようになっている。


まずはアップルメニューから[このMacについて]を開こう。続いて[ストレージ]タブを選択したら、[管理…]をクリック。



すると、ストレージの管理画面になる。何にどれだけ容量が使われているかが把握できるのでこれだけでも便利なのだが、ここで[不要なファイルの削除]にある[ファイルを確認]をクリックしよう。



デフォルトで選択されている[大きなファイル]タブで、容量の大きい順にファイルがずらりと並んでいるのが確認できるはずだ。ファイル名にカーソルを寄せれば、[×]アイコンと虫眼鏡のアイコンが表示される。それぞれファイルの削除と、[Finderで表示]に対応している。これによって、同じ不要なファイルでも、容量の小さなものをチマチマと削除していくのではなく、大物を見つけられる。空き容量確保において即効性が高いので、ぜひ試してみて欲しい。また、[ダウンロード][ファイルブラウザ]のそれぞれのタブもファイル整理にとても役立つので、あわせて確認してみよう。

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