「ネットワーク(AirMac)」の便利技をマスターしよう|MacFan

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「ネットワーク(AirMac)」の便利技をマスターしよう

文●中村朝美早川厚志松山茂村田有紀立体イラスト●イシカワコウイチロウ写真●黒田彰

「ネットワーク(AirMac)」の基本・実践・応用、トラブルシューティング、役立つTIPSや、合わせて使いたいソフトなどを丁寧に解説します。

スリープ復帰後にWi-Fiに接続できない

通常、Macをスリープから復帰させると、それまで使用していたWi-Fiに自動的に再接続します。ところがOSや無線LAN環境によってはスリープ復帰後の再接続がうまく行われず、Wi-Fi接続が切れたままの状態になってしまうことがあります。

スリープ復帰後にWi-Fi接続が切れていても、メニューエクストラのWi-Fiメニューから再度選べば接続できます。それでも接続できないときは、一度[Wi-Fiを切にする]を選んで、その後[Wi-Fiを入にする]をクリックしてみましょう。

ただ、トラブルが発生するたび毎回この操作を行うのも面倒ですよね。こうした症状が頻繁に発生して困っている人は、ストレージ直下にある[ライブラリ]フォルダを開いて関連するネットワーク構成ファイルを削除してみましょう。削除したあとは、Macを再起動するのを忘れずに。これとは別にSMCのリセットも行ってみるとよいでしょう。これらの一連の操作を行えば、スリープ復帰後のWi-Fi再接続が正常に戻るはずです。

(1)Wi-Fiメニューから接続先を選び直すか、[Wi-Fiを切にする]→[Wi-Fiを入にする]を行えば、Wi-Fiに再接続できます。

 

(2)Finderの[移動]メニューから[コンピュータ]を選んで「Macintosh HD」の中にある「ライブラリ」フォルダを開き、[Preferences]→[SystemConfiguration]を選びます。

 

(3)その中からこのファイルを選んでゴミ箱に捨てます。環境によっては、一部存在しないファイルもあります。あるものだけ捨てましょう。

 

(4)SMCのリセット手順です。ノート型とデスクトップ型で手順が異なるので注意しましょう。