Macのココに惚れた!❷|MacFan

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Winから「Macへスイッチした」人は

Macのココに惚れた!❷

文●加藤勝明栗原亮小平淳一中村朝美氷川りそな山田井ユウキ写真●黒田彰

ウィンドウズPCからMacへスイッチした人は、Macを使ってみてどう感じたのでしょう。Macだけしか使ったことのない人には気づきにくい、Macの良さを確認してみましょう!

VOICE 07 Macは「下取り価格が高いから」イイ。

古いパソコンを下取りに出して新しい1台が欲しいけど、ウィンドウズだとあまり値段が高くなくて残念…。Macの場合は、価値が下がりにくいから時間が経っても高く買い取ってくれる。

 

良質な中古Macが流通

パソコンを買い替えようと思ったとき、不要になったマシンはどうしていますか? ウィンドウズPCの場合、大半がリサイクル費用をかけて処分することになるでしょう。過去のモデルの価値は、二束三文にしかならないからです。ウィンドウズPCは多くのメーカーが新製品を頻繁に投入するため、あっという間に陳腐化してしまいます。しかも、プラスチック筐体は手入れをしても使用感が拭えませんし、ラベル類が剥がれると、下取りの際に査定に響きます。

一方、Macはモデルチェンジの頻度やデザインの変化も少なく、比較的価値が下がりにくくなっています。特に最近のMacは、アルミ合金やガラスといった汚れにくい素材で作られているので、下取りの査定でも減額されにくく、高い値段で買い取ってもらうことが可能です。

なお、Macを買う場合、「整備済み品」を購入するという選択肢もあります。アップルが回収したMacを新品同様に整備した個体で、通常の新品よりも安く購入できます。このようなリサイクルシステムが整っているのも、Macを選ぶメリットといえるでしょう。

 

 

2015年モデルのMacBookは、中古パソコンショップ大手の「じゃんぱら」では中古上限で6万8000円(2017年2月20日時点)。2年前のパソコンの価値がここまで残っているのは、Macならではです。

 

 

 

 

 

VOICE 08 Winは「ラベルが貼ってあるから」イマイチ。

ウィンドウズノートにはシリアル番号やラベルが貼られていて、使っていると段々と剥がれてくる…。その点、Macの筐体はレーザで刻印されているから、経年劣化が目立たない。

筐体のラベルがかっこ悪い!

 

剥がれたラベルが黒ずむ

ウィンドウズPCのボディに印刷されるロゴやシリアル番号の刻印にはラベル(シール)が多く使われています。接着剤が劣化したり、ユーザの手が擦れたりして使い続けると、このラベルが剥がれてしまうのです。パームレスト部分に貼られているウィンドウズライセンスのラベルが良い例で、頻繁に手が触れる部分付近のラベルは劣化が速く、接着剤が露出すると手垢が付着して黒くなったりします。

一方、MacBookシリーズの型番やシリアル番号の記載にはレーザ刻印が使われおり、剥がれる心配がありません。さらに、MacBookにはゴールドやピンクといったカラバリが用意されていますが、これらはアルミ合金そのものに染色しているため、塗装が剥げる心配もありません。

 

シリアル番号もレーザ刻印

MacBookシリーズの表面はオールメタルであり、汚れにくくなっています。底面のシリアル番号などの刻印もレーザ刻印なので、削れる心配はありません。

 

ラベルが剥がれる

ウィンドウズPCには、ラベルがたくさん貼られていることが多く、プラスチック筐体も塗装されているので、アルミ合金を使ったMacBookと比べ耐久性は劣ります。もちろん、金属ボディのウィンドウズPCもありますが、その場合もボディにラベルが貼られている場合がほとんどです。