2017.01.11
「写真」の基本・実践・応用、トラブルシューティング、役立つTIPSや、合わせて使いたいソフトなどを丁寧に解説します。
撮影した画像に「マークアップ」機能で注釈を加える
「実践2」でも取り上げたように、「写真」には画像の補正機能やエフェクトの追加といったフォトレタッチの機能が備わっています。加えて「マークアップ」の機能を使うと、画像に線や図形などを書き込んだり、テキストを追加することも可能になります。マークアップは「プレビュー」に搭載されている機能ですが、macOSシエラの機能拡張という仕組みによって「写真」でも使えるようになっています。一部のサードパーティ製ソフトも機能拡張の仕組みに対応しており、「写真」上で編集機能を利用できるソフトがあります。それらは162ページで解説していますので、参考にしてください。
(1)マークアップを使うには、「写真」を編集モードに切り替えて[機能拡張]から[Markup]を選びます。
(2)フリーハンドで線を描画できるほか、直線、楕円、矩形、テキストなどのオブジェクトを配置できます。
(3)基本的に「プレビュー」のマークアップと同じことができます。ルーペを配置して部分的に拡大したり、線のスタイルも調節できます。
(4)この編集はアイクラウド・フォトライブラリでも同期されるので、別のデバイスからも編集後の画像を閲覧できます。非破壊編集に対応しているので未編集の状態に戻すこともできます。