「写真」の応用|MacFan

アラカルト Mac Fan BASIC

「写真」の応用

文●中村朝美早川厚志松山茂村田有紀立体イラスト●イシカワコウイチロウ写真●黒田彰

「写真」の基本・実践・応用、トラブルシューティング、役立つTIPSや、合わせて使いたいソフトなどを丁寧に解説します。

【応用1】「アルバム」の機能を使って写真を細かく整理しよう

 

大量の写真も簡単に管理

「写真」ソフトでは、「アルバム」を作成することで大量の画像を整理できます。アルバムの仕組みはiTunesのプレイリストと似ており、アルバムに追加した写真を削除してもオリジナルの画像ファイルは残ります。また、同じ画像を複数のアルバムに追加することもできます。ファインダでタグを付けたり、フォルダで分けて管理するよりもフレキシブルに画像を管理できる仕組みが整っています。 「写真」で作成できるアルバムにはいくつかの種類があります。1つは「写真」が自動的に生成するアルバムで、ライブラリの内容に応じて[人々][最後の読み込み][お気に入り][パノラマ][ビデオ]といったアルバムが作られます。

残りの2つはユーザが自由に作成できるもので、「アルバム」と「スマートアルバム」が用意されています。「アルバム」には手動で画像を追加していくことになりますが、後者の「スマートアルバム」はユーザがアルバムに入れる写真の条件を設定し、その条件に合う画像を「写真」が自動で追加していく仕組みになっています。条件に合う画像を新規に追加すると、スマートアルバムにも自動で入ります。

 

 

[アルバム]タブを選ぶとアルバムの一覧が表示されます。写真やビデオの種類に応じて[パノラマ]や[バースト][セルフィー]といったアルバムが自動生成されていきます。下段の[マイアルバム]には、ユーザが作成したアルバムが並びます。

 

 

サイドバーを表示するとツールバーのタブが非表示になり、アルバムが常時サイドバーに表示されるようになります。写真をライブラリからアルバムに入れるときにはこの表示が便利です。