【PR】「はじめてのポタアン」にぴったり iPhoneでもっと音を楽しもう|MacFan

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【PR】「はじめてのポタアン」にぴったり iPhoneでもっと音を楽しもう

文●松山 茂

注目のハードウェアをピックアップ!「HA-2SE」

もっと良い音で聴きたい

最近、ヘッドフォンを2000円台の安価なものからハイレゾ対応の4万円台の製品に変えたのを機会に、もっと良い音で音楽を聴きたいという欲が出てきました。そんな話をオーディオ好きの友人に話したら、勧められたのが話題の「ポタアン」。ポタアンがポータブルヘッドフォンアンプの略で、音を増幅する装置だというのは知っていました。iPhoneやMac内部のD/Aコンバータ(デジタル信号をアナログ信号に変換する電子回路)を通さず、ポタアン側のより高品質なD/Aコンバータで変換することで、音源のポテンシャルを引き出すってことも。マニアックな装置みたいに聞こえますが、最近は結構使っている人を見かけます。ポータブルだから、外出時にもiPhoneやMacBookで使えるんです。

そんなわけでポタアンを調べていたところ、見た瞬間に気に入ったのがOPPOの「HA-2SE」。プロダクトデザインにアップルと同じ匂いを感じます。削り出しのアルミ合金ボディやエッジのダイヤモンドカットで高級感がありつつ、価格も4万円台とお手頃。iPhoneと一緒に使っても、デザイン的に違和感がありません。

それでは肝心の音はどうなのかと、iPhone 7につなげて試してみました。接続も簡単で、付属のUSB A-ライトニングケーブルを差し込むだけでOK。早速、今まで使っていた2000円台のヘッドフォンで、iTunesストアから購入した曲(AAC形式/192kHz形式)を再生したんですが、「う~ん…変わったのかなぁ?」って印象。やっぱり私には繊細な音の違いはわからないのか…と落胆したんですが、どうも安価なヘッドフォンだと、その部分がボトルネックになって違いがハッキリとわからないみたいです。

もっと高音質な音源ならどうかと、まずはAACより解像度の高いハイレゾ音源にして聴いてみました。こちらはハイレゾ音源配信サイトから購入したFLAC形式。FLACは「ミュージック」アプリでは再生できないので、オンキヨーのアプリ「HF Player」で再生します。おっ! 全然違うじゃないですか! これだけでだいぶクリアに聴こえますね。

次にハイレゾ対応ヘッドフォンならどうでしょう。お~! すごいです。これまで以上に違いがハッキリわかります。ボーカルや楽器の音がしっかりと分離して、ベースの弦を弾く指がかりの音まで聴こえますよ。試しにAACの音源を再生してみたところ、こちらでも違いがわかるレベルで聴こえました。ハイレゾ音源でなくても、ポタアン+ハイレベルヘッドフォンは有効なんですね。

 

 

 

 

iPhoneユーザにぴったりなサイズ

iPhone 6や6s、7と重ねるとほぼぴったりジャストサイズです。重ねて留めておくバンドも付属しています。接続ケーブルも両端L字で出っ張りません。

 

3種類の入力端子を用意

USB-AとUSBマイクロB、アナログオーディオの入力端子を用意。どの端子を使うかは、一番左のスイッチで選択します。USBマイクロBは本機の充電やMacにダウンロードした音源を聴くときに、USB-Aはモバイルバッテリとして利用する際にも使います。

 

 

難しいことは置いといて

改めてポタアンについて調べてみると、重要なのはDAC(デジタルアナログコンバータ)チップなのだとか。本製品は、「ES9028Q2M」というESSテクノロジー社の最新世代チップを搭載しており、調べてみると同社のDACチップは100万円を超えるような超高級オーディオ機器でよく使われているそう。さらに、PCM形式からDSD形式まで、現在市販されているあらゆるハイレゾ音源が再生できるんですって。これなら好きなアーティストがハイレゾ音源を出したとき、細かい規格がわからなくても安心して聴けますね。しかも、それにふさわしいアナログアンプ回路も搭載。ハイレゾ音源を忠実に表現するため、これまで以上にノイズレベルを低減しており、無音部分のホワイトノイズ(雑音)もほとんど感じられません。これはポタアンとしてはすごいことらしいですが、シンプルな操作方法からは、「難しいことは置いといて、つなげれば良い音で聴けるから気軽に使ってね」というメッセージを感じます。

もう1つ便利なのが、モバイルバッテリとしても使えること。容量も3000mAhで、フル充電でiPhoneを1回分充電できます。本機自体もUSB入力時で約7時間、ライン入力時は約13時間の連続再生が可能。わずか30分間で内蔵バッテリの70%を充電でき、フル充電でも約90分間しかかかりません。

ポタアン=マニア向け、と思っている人もいるでしょう。確かに、本製品より高価なものや、複雑な設定ができる製品は多くあります。でも、iPhoneと一緒に使いたくなるデザインや性能、気軽に高音質を味わえる点などを考えると、本製品は見事なバランス。ポタアン導入を検討している人にぴったりですよ!

ゲイン切り替えやバスブーストも

側面にはバッテリ残量/充電インジケータとチェックボタンに加え、ゲインのH/L切り替えやバスブーストのスイッチも配置されています。本製品をモバイルバッテリとして使う場合は、バッテリチェックボタンを長押しします。

 

電源と音量調節は回転式のノブで

ローレット加工された金属製のノブを回すと、電源が入ってボリューム調整ができます。電源オン/オフ位置ではカチッとしたクリック感があり、回転も滑らか。

 

[SPEC]
【発売】OPPO Digital 【価格】オープンプライス 【実売価格】4万円前後 【Size】68(W)×137(H)×12(D)mm 【URL】http://www.oppodigital.jp/products/headphone-amp/ha-2se/

 

【その他スペック】
【重量】175g 【備考】周波数特性:20Hz~200kHz、アナログオーディオ入力レベル:1Vrms、ライン出力レベル:1Vrms、推奨ヘッドフォンインピーダンス:16Ω~300Ω、ヘッドフォン最大出力レベル:30mW(300Ω)、220mW(32Ω)、300mW(16Ω)、DACチップ:ESS Sabre32 Reference ES9028Q2M、入力フォーマット:ステレオPCM(44.1kHz - 384kHz, 16/24/32bit)、ステレオDSD(2.84MHz/3.072MHz、5.68MHz/6.1444MHz、11.28MHz/12.288MHz)、充電時間:約1時間30分

 

私が紹介します!
松山 茂

東京の下町・谷中に暮らすフリーライター。Leicaと猫が好物。

 

企画協力:OPPO Digital Japan株式会社