2016.12.14
基本・実践を踏まえた「メモ」の応用ワザを解説します。
【応用1】他のデバイスと連係すれば「メモ」がもっと便利になる!
アイクラウドで「メモ」を同期する
「メモ」に記載したテキストや画像、動画などの内容は、自動的にアイクラウドにアップロードされます。同じアイクラウドアカウントでサインインしているデバイスで「メモ」の同期をオンにしていると、内容の編集や、新規メモの作成などを行うと、その変更をほかのデバイスにもほぼリアルタイムで同期して、反映してくれます。
即時で同期するのはもちろんのこと、「メモ」にはファイルを保存するという概念がないため、「いろいろなデバイスでファイルを編集していたらどれが最新のファイルかわからなくなってしまった」といったミスも避けられます。
ただし、「メモ」の同期は常時行われているため、誤ってテキストなどを削除してしまった場合、過去の状態を復元できないことがあります。メモの内容はタイムマシンでもバックアップできないため、誤操作を行った場合には慌てずに[コマンド]キー+[Z]キーで取り消しましょう。なお、メモを削除してしまった場合は、30日以内なら復活できます(詳細は『「メモ」の便利技をマスターしよう●Mac Fan BASIC』)。
MacやiPhoneからアイクラウド上のメモを閲覧・編集します。複数のデバイスで同時に1つのメモを編集でき、結果はすべてのデバイスに常時反映されます。
アイクラウドでメモを同期するには、Macのシステム環境設定で[iCloud]パネルにある[メモ]にチェックがされており、かつiOSデバイスで「設定」アプリの[iCloud]にある[メモ]がオンになっている必要があります。