2016.11.14
今月のテーマ「iTunes」
【応用1】AirPlayを使って音楽・映像を共有する
コンテンツを無線で共有
エアプレイはアップルの開発した技術で、Wi-Fi経由でさまざまなコンテンツを転送できます。Mac、iOSデバイスはもちろん、ウィンドウズでも使えます。iTunesもエアプレイに対応しており、音楽や動画を無線で出力できるため、Macから離れた場所にあるスピーカからも音楽を再生できます。
通信範囲も広いので、たとえば1階と2階の間で音楽をワイヤレス転送したいときなどにも有効です。複数のエアプレイ対応デバイスに音楽を同時に出力することも可能で、複数の部屋で同じ音楽を流したり、広い空間で音楽を再生したい場合にも役立ちます。
エアプレイを使ってiTunesの音楽を再生するには、対応した音声出力用のデバイスが必要です。代表的なデバイスとして、アップルの販売しているWi│Fiルータ「AirMacエクスプレス」と、テレビ用セットトップボックス「アップルTV」がそれぞれエアプレイに対応しています。
AirMacエクスプレスにはエアプレイ専用のオーディオジャックがあるため、ここにアンプとスピーカを接続すれば音楽を再生できます。アップルTVの場合は、接続したテレビのスピーカから音声を出力できるほか、光デジタル端子にスピーカを接続し、テレビとは別のスピーカに出力することも可能です(光デジタル端子があるのは第2世代、第3世代のみ)。
エアプレイを使えばiTunesで再生した音楽を「アップルTVを接続したテレビ」、「アップルTVに光オーディオケーブルでつないだスピーカ」「AirMacエクスプレス」のいずれかから再生できます。