2016.11.12
スフィロ社のリストバンド型デバイス「フォースバンド」は、同社製のBB-8やブルートゥースLE対応ロボットトイのジェスチャ制御を実現し、スターウォーズの世界観に基づく新たな遊びを提案。今後も機能が進化していくこの製品の開発秘話を、同社CTOのイアン・バースティンに伺った。
Special Edition Battle-Worn BB-8 with Force Band
【発売】スフィロ
【価格】2万6784円
【URL】http://www.sphero.jp/starwars/forceband
フォースバンドは単体販売のほか、戦闘後のリアルなBB-8を再現したバトルウォーンモデルとの特別セットも発売され、さらにメタルボックスが黒色のアップルストア版もある。
先行開発から生まれたデバイス
2015年秋にスフィロ社から発売された「BB-8」は、映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に登場した新キャラクターのドロイドそのものの動きを再現したコネクテッドトイとして、世界中で話題となった。そして、今秋登場した新製品「フォースバンド」は、BB−8(およびブルートゥースLE対応のスフィロ社製ロボットトイ)のジェスチャコントロールを実現。さらに、ジェスチャに合わせてライトセーバーなどの効果音を再生したり、ホロクロンと呼ばれるジェダイ(劇中に登場する正義の騎士)の記憶媒体を集めて、そのコンテンツ(キャラクター、武器、宇宙船など)をコレクションできるなど、スター・ウォーズの世界を身近に感じられる新しい遊びを提案している。
これらの製品を作り出したスフィロ社は、ロボティックボールの「スフィロ」を大ヒットさせ、その教育版の「SPRK/SPRK+」もSTEM/STEAM教育の現場で7000校以上の採用実績を持つ、業界の第一人者だ。