第16回 PlaygroundとSprite Kit(後編)|MacFan

レクチャー Dr.さざめきのSwift冒険記

第16回 PlaygroundとSprite Kit(後編)

文●Dr.さざめき(aka.沼田哲史)

親子で楽しめるiOSプログラミング入門

追加されたワープ機能を活用

2号に渡って、スプライト・キット(Sprite Kit)という2Dゲーム制作用のフレームワークを使って、プレイグラウンド上の水中に泡を出したり、その上に熱帯魚の画像を表示して上下に動かしたりしました。今回はmacOSシエラで新しくスプライト・キットに追加された「ワープ」という機能を使って、よりリアルな魚の動きを表現して、アクアリウムを完成させたいと思います。

ワープ機能は、画像を表示するときに座標で指定したいくつかの点を別の位置に移動させることで、画像を歪ませて表示できる機能です。複数の歪ませ方を組み合わせてアニメーションさせることができるので、縦方向に縮小させたり、横方向に拡大させたりすることで、1枚の画像だけでいろいろなキャラクターの動きが表現できます。

またmacOSシエラではスウィフトがバージョンアップしてスウィフト3になり、アニメーションを表示させるためのコードの書き方が少しだけ変わりました。今回はその変更点についても説明していきましょう。

 

【STEP 1】プレイグラウンドを作ろう

まずはプレイグラウンドを作成しましょう。Xcodeのメニューから[File]を選択し、[New]→[Playground]を実行します。




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