2016.10.13
macOS Sierraでは、古いファイルをiCloudにアップロードしたり、必要のないファイルを削除する「ストレージの最適化」が自動的に行われるようになった。ストレージの最適化は、アップルメニューの「このMacについて」で詳細を確認・設定できる。この機能をフル活用して、Macの空き領域を簡単に確保してみよう。
Macのストレージの状況は、メニューバーのアップルメニューの「このMacについて」を表示し、「ストレージ」の項目を選択すれば表示できる。内容を確認するには[管理]ボタンをクリックしよう。
ここでiCloudに保存する項目の選択や、ファイルを自動的に削除するストレージの最適化、ゴミ箱を自動的に空にする設定、容量を消費している不要なファイルの確認と削除を行うことができる。
たとえば「ストレージの最適化」では、視聴済みのiTunesのムービーやテレビ番組のファイルを自動的に消去できる。また、メールの添付ファイルを最新のもののみダウンロードして、古いものは削除するなどの設定が行える。
「iCloudに保存」では、最近開いたファイルと最適化された写真とビデオのみがMacに保存され、オリジナルはiCloudに保存される。これはiCloudの容量を消費してしまうので、設定の際は注意しよう。